研究課題/領域番号 |
21K07585
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52040:放射線科学関連
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研究機関 | 福島県立医科大学 |
研究代表者 |
山品 博子 福島県立医科大学, 保健科学部, 講師 (00726242)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2023年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2022年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2021年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | マンモグラフィ / ポジショニング技術 / 視線解析 / 視線計測 |
研究開始時の研究の概要 |
技術伝承の難しいポジショニング技術の学習支援を構築することを目的とし、視線計測システムを用いて、マンモグラフィ撮影時のポジショニング手技中の術者の視線挙動を分析し、熟練者と初学者のポジショニング技術の差異を可視化するとともに、熟練者の定量化した視線データを用い、視線に基づく技術伝承の効果を検証する。
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研究実績の概要 |
本研究は,技術伝承の難しいポジショニング技術の学習支援を構築することを目的とし、アイトラッキングシステムを用いて、マンモグラフィ撮影時のポジショニング手技中の術者の視線挙動を分析し、熟練者と初学者のポジショニング技術の差異を可視化するとともに、熟練者の定量化した視線データを用い、視線に基づく技術伝承の効果を検証しようとする研究である。 申請時の計画では、フェーズ1「熟練度別のポジショニング中の注視点の比較」、および、フェーズ2「熟練者の定量化した視線データを用いた技術伝承の効果検証」、これら2つのフェーズから構成されており、2021年度はフェーズ1について、熟練度を1年未満、1年以上5年未満、5年以上の3つにグループ分けし,それぞれ10名ずつについてデータ収集する予定であった。しかしながら、コロナウイルス感染拡大および研究代表者の所属先変更によって、十分な研究環境が整わず、データ収集開始が年度末まで遅れた。診療放射線技師4名について、協力が得られた医療機関にてデータ収集を行ったところ、マンモグラフィ装置のプラスチック面からの反射などで視線データがうまく取得できず、良いデータが得られなかった。また、過去の研究と比較し、現在、多くの医療機関ではマンモグラフィ装置の乳房支持台にはFPDと呼ばれる受像器を備えているものが多く、その乳房支持台の大きさによってポジショニング技術にも差異が生じる可能性が示唆された。 2022年度も引続き新型コロナウイルス感染症の影響によって、医療従事者を対象とした研究履行が困難であったことから、圧迫圧に関する検討を行い、ECR2023で口述発表した。次年度以降、圧迫技術を含めたポジショニング技術の評価を行う予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
新型コロナウィルスの影響で医療従事者を対象とした研究データの収集が困難であった。
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今後の研究の推進方策 |
熟練者、初学者のデータ収集を引き続き行い、熟練者の視線データを用いた技術伝承効果の検証を行う。
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