研究課題/領域番号 |
21K07603
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52040:放射線科学関連
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
真鍋 治 自治医科大学, 医学部, 准教授 (40443957)
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研究分担者 |
納谷 昌直 北海道大学, 大学病院, 講師 (20455637)
大平 洋 北海道大学, 大学病院, 助教 (20528301)
相川 忠夫 自治医科大学, 医学部, 客員研究員 (20795059)
真鍋 徳子 自治医科大学, 医学部, 教授 (70463742)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | MRI / 心臓サルコイドーシス |
研究開始時の研究の概要 |
心臓MRIのfeature tracking法を用いた心筋ストレイン解析により、心臓サルコイドーシス患者の病態評価を試みる。 具体的には、心臓サルコイドーシス患者の、心筋ストレイン解析を行い、非心臓サルコイドーシス患者や健常者と比較を行う。 また、遅延造影MRI及び18F-FDG PET/CTの定量評価と比較もしくは組み合わせることで心筋ストレイン解析が重症度判定、予後予測に有用かどうかを検討する。
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研究実績の概要 |
MRIシネ画像を用いた心筋ストレイン解析では、心筋の収縮や拡張の程度を定量的に評価することが可能である。MRIによる心筋ストレイン解析はこれまでシネ画像にtagging法やstrain-encoded法など、専用のシーケンスを追加することで行われてきたが、MRIの検査時間が長くなることもあり、広く普及しているとは言えなかった。近年、ルーチン検査で撮像されたシネ画像を解析することで心筋ストレインを解析できるfeature tracking法が開発され、追加撮像が必要ないため、従来の容量解析用のシネ画像を用いて、後ろ向きにも評価も可能である。心臓サルコイドーシス患者では心筋ストレイン値が低下することが予想され、病態評価や予後評価に有用である可能性がある。我々は心臓サルコイドーシスが疑われて心臓MRIを施行した患者を対象に、研究分担者と協力し、自治医科大学附属さいたま医療センター及び北海道大学による共同研究を始めた。倫理委員会による承認を受けた後、MRIデータの抽出を行い、feature tracking法による解析を進めるため、患者のリスト作成及び、Dicom画像の抽出を行った。まず左心室のストレイン解析を進めており、典型例については既に報告を行っている(PMID: 34657978, 36443590)。また、右心室の解析についても進めており、症例報告やreview論文も採択されている(PMID: 33963493, 34945105)。2023年3月の循環器学会学術総会では、MRI feature trackingについての講演を行っている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
研究分担者と協力し、自治医科大学附属さいたま医療センター及び北海道大学による共同研究を行っている。倫理委員会による承認を受けた後、MRIデータの抽出を行い、計画通り患者データの抽出を行い、feature tracking法による解析が進んでいる。
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今後の研究の推進方策 |
得られたMRIデータでのストレイン解析を進め、心臓サルコイドーシス疑い患者と健常者による比較を行い、病態評価が可能かどうかを確認する。MRIで得られた他の指標と18F-FDG PET/CTで得られた指標と比較を行う。診断基準や生検結果との比較、重症度との相関、心事故・予後との比較検証をすることで有用性を検討する。 学会発表並びに論文作成、投稿を行う。
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