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89Zr-PSMA-PETを用いた新たな前立腺癌の画像診断法の確立

研究課題

研究課題/領域番号 21K07622
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分52040:放射線科学関連
研究機関九州大学

研究代表者

馬場 眞吾  九州大学, 医学研究院, 教授 (80380450)

研究分担者 磯田 拓郎  九州大学, 大学病院, 講師 (90452747)
丸岡 保博  九州大学, 大学病院, 助教 (00637928)
北村 宜之  九州大学, 医学研究院, 助教 (70644722)
山田 明史  九州大学, 大学病院, 助教 (00565129)
石神 康生  九州大学, 医学研究院, 教授 (10403916)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2022年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワードPET検査 / 前立腺癌 / PSMA / 前立腺がん
研究開始時の研究の概要

本研究は、前立腺癌病変の描出における89Zr-PMSA PET/CTの有用性について検証し、臨床応用を行うことを目的とする。計画している具体的な研究項目は、89Zr-PMSA合成法の確立と生検結果を基準とした89Zr-PMSA PETの感度・特異度の算出、治療効果との比較の3つである。この方法により前立腺癌病変の非侵襲的な画像診断法を確立する。

研究成果の概要

89Y箔を切断後、金DISC上に固定し照射を行った。標識薬剤についてはIAB2Mとデスデリオキサミンを過去の文献法をもとに結合させ2-3mgのDf-IAB2Mに対して89Zrを混合させ、断続的に振盪しながら室温でインキュベートし結合させた。放射性標識率は80%以上であり、放射化学的純度はインスタント薄層クロマトグラフィーにより95%以上であった。これにより89Zr標識された抗PSMA抗体が安定的に標識可能であることが示された。動物実験については動物実験施設の89Zrの許可申請がまだおりておらず、実現できていないが、今後も実験を継続する予定である。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、前立腺がんに対する治療対象となった患者において、89Zr-PMSA PET/CT検査法の確立とその臨床的意義と有用性を検証する研究である。
本研究により、89Zr-PMSA 集積の有無が生検による結果と強い相関が得られれば、非侵襲的な高精度の前立腺がん転移病変検出法として利用できる。すなわち生検偽陰性の可能性、生検陽性でもPETで大部分の病変が陰性であれば効果が悪い可能性、病変によって薬剤への反応性が異なる可能性などより治療の個別化に貢献できる。またあらかじめ治療効果が不良と予想される患者を識別する方法が確立されれば大幅な医療費の削減など医療経済効果も期待できる

報告書

(4件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書

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公開日: 2021-04-28   更新日: 2025-01-30  

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