研究課題/領域番号 |
21K07689
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52040:放射線科学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人国立がん研究センター |
研究代表者 |
中村 匡希 国立研究開発法人国立がん研究センター, 東病院, 医員 (90804287)
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研究分担者 |
影山 俊一郎 国立研究開発法人国立がん研究センター, 東病院, 医員 (60644979)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 非小細胞肺癌 / リキッドバイオプシー / ctDNA / 放射線治療 / cDNA / cfDNA / 早期肺癌 |
研究開始時の研究の概要 |
早期肺癌に対する放射線治療は高齢化社会において需要が高まっている治療であるが、臨床的に組織未確信のまま治療せざる得ない症例があることが問題である。本研究では早期肺癌に対する放射線治療を行った症例で、低侵襲で迅速性にすぐれたリキッドバイオプシーによって得られた腫瘍遺伝子学的情報と治療効果および再発形式の相関関係について検討することで、その臨床的有用性を検討する。
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研究実績の概要 |
昨年度までに非扁平上皮癌44症例については解析終了している。本年度は扁平上皮癌および組織型未確定の24症例についてバイオバンクより血漿、血球を取り出した。血漿からcfDNAを抽出しクオリティチェックを行った。シーケンスについては先進ゲノム支援の支援によって現在進行中である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
体解析のために他施設へ検体の輸送が必要になるが、研究計画書の変更や共同研究契約の締結の必要があり、その施設内手続きに時間を要したため。
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今後の研究の推進方策 |
シーケンスデータが返却され次第、肺腺癌と同様に血漿と血球のデータをあわせctDNAを同定する。ctDNAの検出の有無と、再発・予後データの関連性について統計学的に評価を行い、結果について学会発表、論文発表を行う。
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