研究課題/領域番号 |
21K07705
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52040:放射線科学関連
|
研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
木藤 雅文 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 特任助教 (40744909)
|
研究分担者 |
辻田 賢一 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 教授 (60571263)
尾田 済太郎 熊本大学, 病院, 准教授 (80571041)
金澤 尚徳 熊本大学, 病院, 特任講師 (80795394)
中浦 猛 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 准教授 (90437913)
|
研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2026-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2024年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2023年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2021年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | 心房細動 / 心臓CT / 心アミロイドーシス / 心筋症 / 心筋組織性状評価 / 心不全 / 冠動脈CT angiography |
研究開始時の研究の概要 |
心房細動患者のカテーテルアブレーション術前の心筋組織性状評価(心筋線維化評価)は、患者のリスク層別化、個別化医療に有用となる可能性がある。しかし、心房細動患者の心筋組織性状評価は心臓MRIによるものが一般的であり、心臓CTを用いた研究報告はない。本研究の目的は心臓CTによる心筋組織性状評価を心房細動診療に活かすための基盤を確立することである。 具体的な研究項目は(1)心房細動に対するアブレーション術前心臓CTを用いた心筋組織性状評価法・撮像法を確立すること、(2)術前心臓CTによる心筋組織性状評価がアブレーション後の治療効果予測や予後予測に有用であるかを明らかにすることである。
|
研究実績の概要 |
AFカテーテルアブレーション術前の心臓CTを用いた心筋組織性状評価(CT遅延造影効果・細胞外容積分画)を行った。AFカテーテルアブレーション術前に遅延造影相を撮像することで、左心耳内血栓症例や心アミロイドーシス合併症例が検出可能であった。心アミロイドーシス症例においては、心筋間質拡大による強いCT遅延造影効果が認められ、心筋CT値と内腔CT値比が大きく上昇することが分かった。引き続き、心臓CTを用いた心筋組織性状評価を行っていく予定である。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
当初の予定どおりに撮像方法の最適化・ファントム実験を実施後に、臨床症例にてCTによる心筋組織性状評価を行っている。
|
今後の研究の推進方策 |
今後も引き続き、AFカテーテルアブレーション術前の心臓CTを用いた心筋組織性状評価を行行い、症例を蓄積していく予定である。
|