研究課題/領域番号 |
21K07716
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52040:放射線科学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 |
研究代表者 |
赤松 剛 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 量子医科学研究所 先進核医学基盤研究部, 研究員 (00726557)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ファントム / マルチモーダル / マルチモダリティ / PET / SPECT / CT / MRI / 脳ファントム / 画像診断 |
研究開始時の研究の概要 |
PET/SPECT/MRI/CTの全てで計測できる模擬脳材料の開発に挑戦する。さらに、最新の3D造形技術を応用して脳回(脳の表面にある“しわ”)レベルまで再現した精巧な脳ファントム(模擬生体)を製作し、健常脳だけでなく疾患脳の模擬もできるようにする。世界初のマルチモダリティ対応脳ファントムを開発・実用化することで、高度化する放射線診断治療技術のさらなる発展に貢献する。
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研究実績の概要 |
本研究では、PET/SPECT/MRI/CTで計測できるマルチモダリティ対応の精巧な脳ファントム(模擬人体)の開発および実用化を目指す。 2022年度は、昨年度に試作した脳ファントムの妥当性・有用性について検証を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
当初の研究計画通り、試作した脳ファントムの妥当性・有用性の検証を完了できたため。
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今後の研究の推進方策 |
試作したマルチモーダル脳ファントムの妥当性・有用性を検証したところ、研究開始当初に予定していた要求仕様の大部分は満たすものの、ファントム設計に改善すべき点も見つかった。今後は試作ファントムに改良を加え、より有用性の高いファントムの開発を目指す。 実用化という観点からはファントム製作コストをできる限り抑える必要があるため、より簡便なファントム製造技術についても研究を進める予定である。
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