• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

赤血球分化における転写因子IRX1の機能の解明

研究課題

研究課題/領域番号 21K07766
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
研究機関弘前大学

研究代表者

佐藤 知彦  弘前大学, 医学部附属病院, 助教 (70587005)

研究分担者 土岐 力  弘前大学, 医学研究科, 講師 (50195731)
金崎 里香  弘前大学, 医学研究科, 助教 (60722882)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワードIRX1 / ダウン症候群に伴う骨髄性白血病 / 血球分化 / 腫瘍抑制因子 / MYC / 赤血球造血 / ダウン症関連急性巨核芽球性白血病 / 赤血球分化
研究開始時の研究の概要

本研究の目的は、これまで血液疾患・造血との関連が知られていない転写因子IRX1の赤血球分化における機能を明らかにすることである。
具体的にはIRX1が赤血球分化のどの段階に必要な転写因子であるかを明らかにし、その下流の伝達機構を解明する。
本研究で得られる知見は赤血球分化のメカニズム解明に寄与することが期待される。

研究成果の概要

IRX1遺伝子変異はダウン症候群に伴う骨髄性白血病(ML-DS)の大規模遺伝子解析の結果見出された。しかしIRX1は血球分化やがんの発症に関連することが知られていない転写因子であったため、本研究ではIRX1の機能解析を行った。
研究の結果、IRX1は細胞増殖および赤血球/巨核球分化に関わること、またIRX1はMYC経路を抑えることで、ML-DSの腫瘍抑制因子として働いていることを証明した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

IRX1が血球分化およびがんの発症に関わることを世界で初めて証明した研究であり、血液学や腫瘍学の今後の発展に寄与する可能性がある。
また、IRX1がMYC経路を介して腫瘍抑制効果をもつことが証明できたことから、MYCがML-DSの治療標的となりうることが示され、臨床的意義も大きいと思われる。

報告書

(4件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2024

すべて 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Landscape of driver mutations and their clinical effects on Down syndrome-related myeloid neoplasms2024

    • 著者名/発表者名
      Sato Tomohiko、Yoshida Kenichi、...、Matsuo Hidemasa、...、Ito Etsuro
    • 雑誌名

      Blood

      巻: - 号: 25 ページ: 2627-2643

    • DOI

      10.1182/blood.2023022247

    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
    • 査読あり / 国際共著

URL: 

公開日: 2021-04-28   更新日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi