研究課題/領域番号 |
21K07778
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
勝見 良樹 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 特任講師 (00808496)
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研究分担者 |
吉田 秀樹 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (10643546)
家原 知子 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (20285266)
宮地 充 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 学内講師 (40584983)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ラブドイド腫瘍 / 体液診断 / 稀少疾患 / エクソソーム / マイクロRNA |
研究開始時の研究の概要 |
ラブドイド腫瘍は、腎や脳に好発する極めて治りにくい小児がんで、バイオマーカーがないため診断が難しく病勢の評価も難しい。そこで、私たちは尿や脳脊髄液を用いたliquid biopsyを計画した。 われわれは体液中でmicroRNAを安定的に運搬するExosomeの存在に着目し、本研究でラブドイド腫瘍細胞培養上清を用いたExosome内microRNAの存在とその意義を検証し、ひとたびラブドイド腫瘍で高発現のExosome内microRNAの存在が明らかとなれば、臨床検体(血液、尿、脳脊髄液)抽出Exosome 内microRNAを用いて臨床的な意義を検証する。
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研究実績の概要 |
候補microRNAの探索のためにラブドイド腫瘍臨床検体10例、ウイルムス腫瘍臨床検体3例、髄芽腫臨床検体3例を用いて網羅的なアレイ解析を実施したところ、検体数が少ない影響もあり有意差を示す差異はみられなかったが、いくつかのmicroRNAにおいてラブドイド腫瘍検体において高発現を認めるものがみられた。 今後、ラブドイド腫瘍細胞株の上清から抽出したexosome内のmicroRNAの解析を行うとともに、上記腫瘍内のmicroRNA発現やラブドイド腫瘍患者血液内のexosome内microRNA発現との相関性について検証する。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
ラブドイド腫瘍細胞株の上清を用いたexosome内のmicroRNAの網羅的な解析の準備に時間がかかっているため。
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今後の研究の推進方策 |
細胞株とその上清を用いたvitroでの解析(発現量とその機能解析)を進めていく予定である。
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