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低出生体重と内臓脂肪が学童の心血管機能に及ぼす影響の検討

研究課題

研究課題/領域番号 21K07876
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
研究機関久留米大学

研究代表者

須田 憲治  久留米大学, 医学部, 教授 (10399173)

研究分担者 寺町 陽三  久留米大学, 医学部, 講師 (00446105)
木下 正啓  久留米大学, 医学部, 講師 (10624455)
籠手田 雄介  久留米大学, 医学部, 助教 (10785843)
高瀬 隆太  久留米大学, 医学部, 助教 (40624466)
鍵山 慶之  久留米大学, 医学部, 助教 (80772293)
清松 光貴  久留米大学, 医学部, 助教 (60985745)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2022年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード低出生体重児 / 心機能 / 血管機能 / 脂肪代謝 / 内臓脂肪 / 心血管機能 / 学童
研究開始時の研究の概要

本邦のこどもの約10人に1人は2500g未満で出生し、欧米の研究では出生体重が2500g未満であることは成人期の高血圧、冠動脈疾患、脳卒中、不整脈、脂質異常症、糖尿病などの危険因子とされている。本研究では、小児期において① 出生体重が少ないほど心臓の形態や機能に異常が増加する。② この心臓の形態や機能異常は、脂質代謝異常・内臓脂肪の増加により進行する。という2つの仮説を検証する。

研究実績の概要

当院、倫理委員会に研究申請を行ない、令和2年4月21日倫理委員会からの研究許可を得た。その後、研究の核となる心臓超音波検査によるストレインを含む詳細な心機能の評価には、一定の技術を有す特定の検査者により継続的なデータ収集が必要である。このため、当院の超音波センターに当該研究の補助申請を行なった。その結果、特定の超音波技師に研究参加してもらい、超音波センターでのデータ収集が可能となった。
一方、新生児集中治療室入院患者の内、研究対象となる5-6歳と9-10歳の患者を選択し、患者家族に研究参加の案内を送った。その後、研究参加の意思の確認できた患者に順次受診してもらい、研究を開始した。開始してしばらくした時点で、5-6歳の患者では血管内皮機能検査で安定した信頼できる結果が得られないことが判明したため、とりあえず、9-10歳の患者を主に対象としてデータ収集をするととした。
しかし、急速にコロナウイルス感染症が蔓延し、施設で不要不急の患者受診を避けたことと、研究対象の生徒自身が不要の医療機関受診を避けたため、対象の組み入れに難渋している。
ようやくコロナウイルス感染がⅤ類となり、感染状況も落ち着き始め、研究対象者の組み入れを再開しているが、まだ解析を行える状況には無い。
また、この3年間で当初対象としていた患者の年齢が進み、対象としてふさわしくなりつつあるため、再度、倫理委員会に申請し、対象患者の変更を行ない、対象患者を選定をし直し、対象にコンタクトして研究参加を促す予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

この3年間、コロナウイルス感染症蔓延のため、研究対象の生徒が不要の医療機関受診を避けたため、対象の組み入れに難渋している。
現在までに15例のデータを収集した。

今後の研究の推進方策

COVID-19もⅤ類になり、感染が落ち着きつつある。倫理委員会に修正申請を行ない、再度新生児集中治療室入院患者から年齢を合わせた対象を選定し、研究にリクルートして、データ収集を図る。

報告書

(3件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書

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公開日: 2021-04-28   更新日: 2024-12-25  

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