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胸腹部大動脈術後脊髄再灌流障害の新たな細胞障害機序の解明と治療法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 21K08079
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分53020:循環器内科学関連
研究機関神戸大学

研究代表者

中井 秀和  神戸大学, 医学研究科, 医学研究員 (40837671)

研究分担者 藤田 靖之  公益財団法人神戸医療産業都市推進機構, その他部局等, 研究員(上席・主任研究員クラス) (00590465)
山中 勝弘  神戸大学, 医学研究科, 講師 (70729384)
世古 義規  順天堂大学, 大学院医学研究科, 客員教授 (30240708)
川本 篤彦  公益財団法人神戸医療産業都市推進機構, その他部局等, 研究員(機関長・部門長クラス) (00275330)
岡田 健次  神戸大学, 医学研究科, 教授 (90284356)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 交付 (2022年度)
配分額 *注記
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード脊髄障害 / 胸腹部大動脈瘤 / 胸腹部大動脈瘤治療 / 対麻痺
研究開始時の研究の概要

酸化ストレス応答を媒介して細胞にアポトーシスを誘導する新規生理活性リガンドORAIP(Oxidative stress-Responsive Apoptosis Inducing Protein)は脳虚血再灌流障害発生時のmediatorの一つとして報告されている。

我々は、マウス脊髄虚血/再灌流障害モデルを用いて、再灌流後の脳脊髄液・血清中のORAIP濃度の経時的変化を検証し、また抗ORAIP中和抗体による脊髄虚血/再灌流障害の治療効果を検討する。

研究実績の概要

①マウス脊髄虚血/再灌流障害モデル作成(中井:PI、山中)
マウス脊髄虚血/再灌流障害モデルは、全身麻酔下にC57BL/6マウスの胸部を正中切開し、直腸温を36.5 ± 0.5 ℃に維持し、大動脈弓部および左鎖骨下動脈を4分間遮断することにより遅発型対麻痺モデルを再現性をもって作成することはできた。
②上記モデルを用いて、脊髄虚血前・後の脊髄組織におけるORAIPの発現及び脳脊髄液・血漿のORAIP濃度を経時的に測定に関して、再灌流後の脊髄組織におけるORAIPの発現を免疫組織学染色により、そして脳脊髄液及び血漿のORAIP濃度をELISA法により経時的に測定しようとしているが、この脊髄組織の抽出が技術的に非常に難しく、なおかつ脊髄液採取が全く完成していない。したがって現段階が律速段階であり、PIの人事異動もあり、遅々としてすすんでいない。次の段階の③抗ORAIP中和抗体による対麻痺発生予防・治療効果の検討は未だできていない。上記のように2022年4月以降、担当者(PI)の勤務先異動により実験担当者のみ実験を行うも、脊髄液の採取など再現性のもって実験結果を得ることができず、研究実績は過去のデータを使用した学会発表のみとなりました。発表学会:第50回日本血管外科学会学術総会(2022年5月26日)、「演題:下行大動脈瘤・胸腹部大動脈瘤手術における脊髄保護戦略」演者:長命 俊也、中井 秀和、山中 勝弘、井上 武、岡田 健次など

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

PI(中井秀和)の人事異動により実験施設から120㎞はなれてしまったため。

今後の研究の推進方策

共同研究者の山中医師と連携し、実験継続を試みる方針としています。

報告書

(1件)
  • 2022 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 下行大動脈瘤・胸腹部大動脈瘤手術における脊髄保護戦略2022

    • 著者名/発表者名
      長命俊也、中井秀和、山中勝弘、岡田健次
    • 学会等名
      第50回日本血管外科学会学術総会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書

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公開日: 2021-04-28   更新日: 2023-12-25  

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