研究課題/領域番号 |
21K08104
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53020:循環器内科学関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
中山 博之 大阪大学, 大学院医学系研究科, 招へい准教授 (40581062)
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研究分担者 |
種池 学 大阪大学, 大学院医学系研究科, 助教 (30609756)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 心不全 / β受容体 |
研究開始時の研究の概要 |
心不全は我が国の主要な死因の一つであり、新たな治療法の開発が急務である。心不全においては、心筋細胞膜上のβ1アドレナリン受容体(AR)が脱感作・インターナリゼーションされた後、リサイクリングされないために細胞膜上のβ1AR数が減少していることが病態の一因である。しかし、β1ARのリサイクリングやその後の分解メカニズムは未解明である。本研究では、Rubiconのエンドサイトーシス性分解抑制作用が心筋細胞においてβ1ARを維持するメカニズムについて基礎的検討を行うことを目的とし、心不全治療への応用を目指す。
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研究実績の概要 |
あらゆる心疾患の終末像である心不全に対する新たな治療法の開発が急務である。心不全においては、長期にわたる交感神経刺激により心筋細胞膜上のβ1アドレナリン受容体(AR)が脱感作・インターナリゼーションされた後、リサイクリングされないために細胞膜上のβ1AR数が減少し、カテコラミン不応性が出現することが病態の一因である。本研究では、Rubiconのエンドサイトーシス性分解調節が心筋細胞においてβ1ARを維持するメカニズムについて基礎的検討を行うことを目的とする。本検討により、心不全に対する新規創薬に繋がる分子標的を明らかにし、心不全治療への応用を目指す。 昨年度の結果に基づいて、今年度はRubiconによるβ1ARのリサイクリングが心筋細胞機能に及ぼす影響を詳細に解析するため、成獣単離心筋細胞や初代培養心筋細胞を用いて、Rubiconの有無によるβ刺激条件下での細胞内カルシウム動態を生化学的手法や顕微鏡を用いて評価したが、明らかな変化を検出することが出来なかった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
明らかな変化を検出することが出来なかったため、今年度については大きな進捗が得られなかったと言わざるを得ない。
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今後の研究の推進方策 |
引き続き、今後も成獣単離心筋細胞や初代培養心筋細胞を用いて、Rubiconの有無によるβ刺激条件下での心筋細胞収縮力や細胞内カルシウム動態の変化について、生化学的手法や顕微鏡を用いて検証を行っていく。
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