研究課題/領域番号 |
21K08402
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分54010:血液および腫瘍内科学関連
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研究機関 | 埼玉医科大学 |
研究代表者 |
照井 康仁 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (10285786)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | B細胞腫瘍 / 悪性リンパ腫 / 多発性骨髄腫 / ウイルス / Virome解析 / Virome / 次世代シークエンサー / B細胞性腫瘍 |
研究開始時の研究の概要 |
ヒトT細胞白血病ウイルス1型(HTLV-1)による成人T細胞性白血病・リンパ腫やエプスタイン・バーウイルス(EBV)によるバーキットリンパ腫のように造血器腫瘍の中にはウイルス感染が関与している疾患があるが、多くの造血器腫瘍の場合、ウイルス感染による関与は未だ不明である。本研究では、悪性リンパ腫や多発性骨髄腫の発症や病勢増悪に関与しているウイルスを同定する。これによって悪性リンパ腫や多発性骨髄腫の発症や病勢増悪に対する薬剤やワクチンの開発に繋がると考える。
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研究成果の概要 |
B細胞性腫瘍である悪性リンパ腫や多発性骨髄腫の発症や病勢増悪に関与しているウイルス感染の意義について明らかにするため、倫理委員会で承認された研究計画書を基に、悪性リンパ腫患者9例と多発性骨髄腫患者20例が登録された。悪性リンパ腫6例と多発性骨髄腫16例の腫瘍細胞から抽出した高品質RNAによるVirome網羅解析でバクテリオファージ15種類、ウイルス16種類が同定された。 B細胞性腫瘍の発症や増悪進行に関与の可能性のあるウイルスの同定法として次世帯シークエンサーによるVirome解析はスクリーニング検査として有用であるが、同定されたウイルス群の発症や病勢増悪への関与をさらに追求する必要がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
B細胞性腫瘍の発症や増悪進行に関与の可能性のあるウイルスの同定法として次世帯シークエンサーによるVirome解析はスクリーニング検査として有用であるが、同定されたウイルス群の発症や病勢増悪への関与をさらに追求する必要がある。 B細胞性腫瘍の発症や増悪進行に関連したウイルスの関与メカニズムを明らかにすることは疾患治療、予防に繋げることが可能となる。
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