研究課題/領域番号 |
21K08505
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分54030:感染症内科学関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
元岡 大祐 大阪大学, 微生物病研究所, 講師 (10636830)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | メタゲノミクス / 真菌ゲノム解析 / メタゲノム / 真菌 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、原因不明疾患の患者の臨床検体から網羅的かつ迅速な病原体の検出・同定を行い、感染症の原因を解明することを目的とする。本研究では、真菌感染症に焦点をあて、正確な真菌種同定方法を構築する。真菌配列データベースの構築とNGSを組み合わせることで、より高感度、正確、迅速かつ安価な病原体検出法を確立する。
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研究成果の概要 |
メタゲノム解析法により原因不明疾患の患者の臨床検体から網羅的かつ迅速な病原体の検出・同定を行うクリニカルメタゲノミクスの精度、感度を向上させ、感染症の原因を解明することを目的とする。中でも菌類、特に真菌類の検出および正確な種同定は難しいとされているため、本研究ではゲノム情報を用いた正確な真菌種・株同定法を構築した。さらに、臨床検体への応用性について検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
新興・再興感染症は、いつどこで発生するか予想することは難しく、発生した場合に早期に診断、治療を行う体制を構築するかが重要である。その対策として、網羅的に病原体を探索できるメタゲノム解析法(クリニカルメタゲノミクス)は病原体に関する前情報が不要であり有用である。本研究では、真菌のrRNA全長を用いた種同定法を構築し、従来のITS1やITS2領域を使用した解析より正確かつ迅速な同定ができるようになった。
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