配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
今後の研究の推進方策 |
1)劇症1型糖尿病患者およびモデルマウスの膵組織における鍵分子の発現:1型糖尿病モデルマウス膵における鍵分子候補の発現を免疫組織化学などにより検討する計画である。具体的にはinsulin, proinsulin, CTLA-4, CD28, CD80/86, CD11b, CD11c, CD163, CD300e, HLA class I, HLA class II, CSAD, ITGB7などの分子である。血清で測定が可能なものは並行して測定を進める。 2)劇症1型糖尿病患者におけるCD300eの解析:フローサイトメトリーを用いた検討および刺激培養試験での検討においては、集積した検体を用いた検討を進める。患者血中CD300e抗体の測定はCOVID-19の影響が少なくなり、新規検体の検討にも適すると考えられる。 3)高齢者劇症1型糖尿病の臨床的特徴の検討と治療への提案:今回得られた結果より、高齢1型糖尿病患者における最適の治療目標、それを達成するための治療方法を提案する。 今年度は最終年度であり、既存のデータを見直し、publishできるものはできる限りpublishしていく。また、国内外の関連学会においてより積極的に発表を行い、今回明らかにしたことについて情報を交換し、その将来の発展に繋げる。
|