研究課題/領域番号 |
21K08703
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55020:消化器外科学関連
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
島田 能史 新潟大学, 医歯学系, 講師 (20706460)
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研究分担者 |
奥田 修二郎 新潟大学, 医歯学系, 教授 (00512310)
太田 篤 新潟大学, 医歯学総合病院, 講師 (00749616)
大橋 瑠子 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (20447600)
若井 俊文 新潟大学, 医歯学系, 教授 (50372470)
竹内 志穂 新潟大学, 医歯学系, 客員研究員 (70422277)
中野 雅人 新潟大学, 医歯学総合病院, 講師 (70744788)
凌 一葦 新潟大学, 医歯学系, 助教 (70804540)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 直腸癌 / 術前化学放射線療法 / Watch and Wait / サーベイランス / 遺伝子変異 / pathway解析 / 腫瘍変異負荷量 / 臨床的完全奏効 / 化学放射線療法 |
研究開始時の研究の概要 |
直腸癌に対する術前化学放射線療法(Chemoradiotherapy: CRT)で臨床的完全奏効が得られた症例に対して、積極的に非手術を選択する治療戦略(Watch and Wait: W&W)が注目されている。W&Wでは、直腸癌の再増大を早期に効率よく検出し、救済手術を行うためのサーベイランスが必要である。 本研究の目的は、「直腸癌に対するCRT後のW&Wにおいて、個々の遺伝子変異に基づいた新しいサーベイランスの研究基盤を確立すること」である。
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研究成果の概要 |
目的は、直腸癌に対する化学放射線療法(Chemoradiotherapy: CRT)の非手術を選択する治療戦略(Watch and Wait: W&W)において、個々の遺伝子変異に基づいた新しいサーベイランスの研究基盤を確立することである。本研究では、全ゲノム解析等から遺伝子変異データを取得し、CRTの治療効果予測およびW&Wのサーベイランスにおいて有用な遺伝子変異を探索した。また、著しいCRT治療効果を認めた症例の遺伝子発現を抽出し、治療効果と関連する遺伝子発現の特徴を解析した。そして、CRTの治療効果予測およびW&Wのサーベイランスにおいて有用な遺伝子異常の候補を見出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、全ゲノム解析等の遺伝子変異解析からゲノムデータを取得し、現時点では臨床的意義が不明である遺伝子変異も含めた解析を行い、直腸癌のCRTにおける治療効果予測およびW&Wのサーベイランスにおいて有用な遺伝子変異の候補を抽出したことである。 本研究の社会的意義は、直腸癌のCRTおよびW&Wのサーベイランスにおいて、個々のゲノム異常に基づく新たな治療戦略の構築のための基盤形成を行ったことである。
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