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肺由来間葉系幹細胞と一酸化炭素による急性肺傷害に対する新規治療法創出

研究課題

研究課題/領域番号 21K08912
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分55040:呼吸器外科学関連
研究機関東京慈恵会医科大学

研究代表者

大塚 崇  東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (40306717)

研究分担者 下田 将之  慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (70383734)
橋本 浩平  公益財団法人がん研究会, 有明病院 呼吸器外科, 医長 (70464964)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワードacute lung injury / mesenchymal stem cell / lung transplantation / 肺由来間葉系幹細胞 / 肺虚血再灌流 / 肺移植 / 肺サイトカイン / T細胞 / 肺虚血再灌流障害 / 急性肺障害 / 一酸化炭素 / 間葉系幹細胞
研究開始時の研究の概要

本研究で用いる一酸化炭素の投与方法は、これまでに生体投与された吸入や、一酸化炭素放出分子でなく、新たに開発された人工ガス運搬体に一酸化炭素を付加し、一酸化炭素の量をコントロールしながら、安全に生体に投与して、肺障害を抑制することが可能かを検討する事である。骨髄由来の間葉系幹細胞による肝臓、腎臓の臓器保護、炎症抑制は報告されているが、肺由来間葉系幹細胞での肺障害の抑制の検討は新しい研究である。

研究成果の概要

マウス肺由来間葉系幹細胞の抽出、培養を行い、間葉系細胞の培養を行い、安定したモデルを作成することが可能であった。マウスの肺虚血再灌流モデルの、虚血時間、再灌流時間の最適化を行った。左肺1時間の虚血、2時間の再灌流、また左肺1時間の虚血、3時間の再灌流で検討した。マウス肺虚血再灌流モデルでは左肺1時間の虚血/2時間の再灌流と左肺1時間の虚血/3時間の再灌流で肺における炎症性サイトカインと関与するmRNAの変化は両群において大きな差や認めなかったため、左肺1時間の虚血/2時間の再灌流モデルを肺虚虚血再灌流モデルとして採用した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

肺由来の間葉系幹細胞の培養に成功した。これにより肺移植、急性肺障害、などの研究に応用が可能である。動物モデルにおいて間葉系幹細胞による肺疾患の治療に関する基礎研究を行う礎が確立された。

報告書

(4件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書

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公開日: 2021-04-28   更新日: 2025-01-30  

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