研究課題/領域番号 |
21K09019
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55060:救急医学関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
大西 光雄 大阪大学, 大学院医学系研究科, 招へい教員 (70597830)
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研究分担者 |
松浦 裕司 大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (10791709)
戸上 由貴 大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (50866936)
細見 早苗 大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (90644005)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 爆傷 / 脳損傷 / 高次脳機能障害 / 行動実験 / 衝撃波 / 行動学 / 救急医学 / 頭部外傷 / 炎症 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では現在ヒトで問題となっているが未解明な病態である衝撃波外傷後の脳機能障害のメカニズムと予防・治療法につながる知見を得ることを最優先の目的とする。衝撃波外傷後に行動学的異常を来す程度の軽度衝撃波脳損傷モデルを開発し、脳機能障害の原因となる器質的変化を突き止め、その器質的変化に対する、免疫学的な検討、抑制的影響を与える薬の検討、脳保護療法として知られる低体温療法の効果の検討を行う。
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研究実績の概要 |
我々の作成した衝撃波発生装置は、10MPaの圧力の空気で直径4cm、厚み0.3mmのアルミ円板を打ち抜く事によって衝撃波を作成する。2021年度に導入した、衝撃波のエネルギー測定装置により、実験毎に衝撃波を測定することが可能となった。その結果、衝撃波にばらつきがあることが判明したため、実験装置の部品や、アルミ円板の改良を行い、衝撃波にばらつきが生じないように調整することが可能となった。 現在、改良した装置を用いて衝撃波による軽度脳損傷モデルを作成している。本モデルでY迷路試験、強制水泳試験、オープンフィールド試験などを行い、衝撃波の影響による二次的な脳損傷の結果として起こる高次脳機能障害について詳細な評価を行っている。今後は、治療介入などの評価を行う予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
衝撃波による脳損傷モデルにばらつきが認められ、衝撃波発生装置の調整、衝撃波作成に使用する部品等の見直しをおこなう必要が出たため。 これまでの研究で、実験モデル自体は作成に成功しているので、衝撃波脳損傷のばらつきを抑える工夫に若干の時間を要している。
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今後の研究の推進方策 |
再現性の高いばらつきの少ない衝撃波脳損傷による高次脳機能障害モデルを作成することで、高い精度での治療効果判定を行う。
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