研究課題/領域番号 |
21K09065
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55060:救急医学関連
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研究機関 | 愛知医科大学 (2022) 千葉大学 (2021) |
研究代表者 |
渡邉 栄三 愛知医科大学, 医学部, 教授 (40375639)
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研究分担者 |
松田 直之 名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (50332466)
幡野 雅彦 千葉大学, 大学院医学研究院, 教授 (20208523)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 敗血症 / 播種性血管内凝固症候群 / 補体制御異常 / 非典型溶血性尿毒症症候群 / 血栓性微小血管症 |
研究開始時の研究の概要 |
血小板減少症を伴う敗血症患者の全身性炎症反応の背景には,高サイトカイン血症や血液凝固線溶異常などが存在するが,その中での補体制御異常の関与は明らかではない.そこで,敗血症時の凝固異常の病態として広く注目されている播種性血管内凝固症候群(DIC)の患者データベースを作成し,それらの患者における補体制御異常の関与を検討する.さらに,凝固線溶系・補体活性の検査データのみならず,補体制御ならびに凝固線溶系に関わる分子の遺伝子変異や遺伝子多型を解析可能な遺伝子解析チップをデザイン・開発し,その臨床応用も目指す.以上で得た知見によって,敗血症患者の臓器不全に対して,補体制御を介した臓器不全防止策を講じる.
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研究実績の概要 |
本多施設共同研究の参加協力施設として,当東千葉メディカルセンター(第130号承認),千葉大学医学部附属病院(HS202112-02承認),名古屋大学医学部附属病院,名古屋市立大学医学部附属病院,藤田医科大学病院,東京慈恵会医科大学病院,小牧市民病院,愛知医科大学病院の8施設のICUで合意が得られた.現時点で,研究代表者の前所属であり基幹施設である千葉大学での生命倫理審査で承認され(HS202112-02)ているが,研究代表者が愛知医大に異動したため,千葉大で承認された一括中央審査の協力施設として,愛知医大が東海地方施設の基幹として研究を進められるよう調整を進めている.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
補体制御異常のバイオマーカーとしての補体タンパク解析に関して,日本補体学会および日本酪農学園大学の協力のもとで行えることとなったため,契約締結や調整に時間を要した.さらに研究代表者が千葉大学から愛知医科大学に異動したため,生命倫理審査及び各施設における倫理審査での承認に,想定外の時間を要している.
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今後の研究の推進方策 |
患者臨床データベース構築を開始し,その後,予定100検体の約半数の検体が集まり次第随時検体の遺伝子・タンパク解析を開始する. 本研究において得られたバイオマーカーや候補遺伝子などの結果を用いて,凝固系・補体系制御の治療戦略を立案するまでが,本研究期間内の計画となる.
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