研究課題/領域番号 |
21K09125
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56010:脳神経外科学関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
西田 武生 大阪大学, 大学院医学系研究科, 招へい教員 (30533806)
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研究分担者 |
松井 雄一 大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (10764061)
馬塲 庸平 大阪大学, 大学院医学系研究科, 招へい教員 (20577465)
川端 修平 大阪大学, 大学院医学系研究科, 招へい教員 (20764062)
井筒 伸之 大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (20834170)
寺田 栄作 大阪大学, 大学院医学系研究科, 招へい教員 (40869541)
竹中 朋文 大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (60869527)
高垣 匡寿 大阪大学, 大学院医学系研究科, 助教 (70724433)
中村 元 大阪大学, 大学院医学系研究科, 講師 (80533794)
山田 修平 大阪大学, 大学院医学系研究科, 招へい教員 (90885518)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 大脳皮質オルガノイド / 内側神経節隆起オルガノイド / アッセンブロイド / くも膜下出血 / 再生医療 |
研究開始時の研究の概要 |
重症くも膜下出血の広範な脳の障害に対するヒト多能幹細胞由来脳アッセンブロイドを移植し、これに内在する健常な脳内生態系を起点として、広範な損傷脳を回復させる革新的再生医療の開発を目指している。脳内を構成する多種多様な細胞種を、その生態系を維持したまま移植することで、これまでの細胞移植では困難であった遅発性脳損傷の制御と損傷脳に対する神経ネットワークの高効率な再生を両立させ、相乗効果を最大限にする治療法を開発する。
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研究実績の概要 |
一昨年度はiPS細胞の標準株である201B7株と409B2株の導入並びに実験用細胞ストックを準備し、大脳オルガノイドおよび内側神経節隆起オルガノイドの誘導実験を行い誘導は行えるようになった。また、昨年度には大脳オルガノイドとHUVECを用いたアッセンブロイドの作成検討を行ってきた。本年度はラットへの移植実験を主に行った。ラットへの移植に関してはまずはSAHモデルではなく、ラット脳を除去して、そこに三次元培養単体上で培養した大脳オルガノイドを移植する方法での確立を目指した。免疫抑制の問題がありシクロスポリンやミコフェノール酸モフェチル、メチルプレドニゾロンなどを用い、かつラットの週齢などの検討を行ったが、28日後の生着を確認することができなかった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
ヒトiPS細胞を用いて大脳オルガノイド、内側神経節隆起オルガノイドへの誘導は可能となっている。また、HUVECの培養並びにオルガノイドとの共培養方法も確立しており、アッセンブロイドの作成の準備はできていると考えられる。ただ、ラットの移植に関して実験がうまくいっておらず、さらなる免疫抑制などに関しての検討が必要と考えられるため実験の進捗は遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
大脳オルガノイドとHUVEC、内側神経節隆起オルガノイドの個々に関しては作成・培養は確立できているが、それらを合わせるアッセンブロイドの作成方法は未確立であり、今後検討を進める必要があるため、in vitroでのさらなる評価を進めていく。また、現段階では大脳オルガノイドのラット脳への移植方法が確立できていないためラット脳への移植方法を確立し、さらにSAHを誘導したラットへの移植も行っていく。
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