研究課題/領域番号 |
21K09153
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56010:脳神経外科学関連
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研究機関 | 久留米大学 (2023) 佐賀大学 (2021-2022) |
研究代表者 |
吉田 史章 久留米大学, 医学部, 教授 (60529791)
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研究分担者 |
加藤 隆弘 九州大学, 医学部, 准教授 (70546465)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2021年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | うつ病 / 光遺伝学 / 脳深部刺激療法 / ニューロモデュレーション / 脳刺激 / 精神神経疾患 |
研究開始時の研究の概要 |
薬物治療評価のためのうつ病モデル動物を確立し、電気DBSがうつ病に対して効果があることをうつ病モデルマウスで証明する 。次に、光DBSを用いて、上記治療法の作用機序を詳細に確認し解析する。その結果から、より効果的な治療法になるように改良を行う。最後に、経路選択的刺激法の効果を永続的にもたらすような神経回路に可塑性を引き起こすことのできる、根治的療法に昇華させる。
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研究成果の概要 |
脳深部刺激療法 (Deep Brain Stimulation: DBS) はパーキンソン病などの不随意運動疾患患者に対して効果的な治療法であると確立されている。欧米では、こ の治療法が精神疾患であるうつ病に対しても一定の効果があると認められている。うつ病へ のDBSの効果や、作用機序がいまだに不透明である。そこで本研究では、オプトジェネティクス脳刺激の基盤技術を活か し、うつ病に関与する 脳活動の解明とうつ病に効果的な治療法開発を目指している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
脳深部刺激療法は脳神経外科分野の一治療法であるが、この手法により脳神経ネットワークの異常を是正することができる可能性があり、将来的な応用性の高い治療法である。この治療法を適切に、より効果的に使用するためには、神経疾患の疾患病態の把握が必要となるため、うつ病の病態解明を一つの目的とする本研究を行う必要があった。
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