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膠芽腫微小環境を含めたオートファジー機構の解析による新たな治療法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 21K09184
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56010:脳神経外科学関連
研究機関京都府立医科大学

研究代表者

武内 勇人  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 客員講師 (40838132)

研究分担者 山中 巧  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (20398382)
橋本 直哉  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (90315945)
高橋 義信  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (90347451)
梅林 大督  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (90635575)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
キーワードグリオーマ / オートファジー / 3次元オルガノイド / 腫瘍微小環境 / マイクログリア / マイクログアリア / 膠芽腫 / ミクログリア / 微小環境 / 3次元オルガノイド
研究開始時の研究の概要

膠芽腫オルガノイドを用いることによって腫瘍微小環境をEを再現し、その条件下でのオートファジー反応とその抑制による腫瘍縮小効果を検討する。その際、腫瘍細胞以外にもマイクログリアなどの動向も研究する。オートファジー誘発薬、オートファジー抑制薬などを使用した際の反応についても検討し、それらの治療薬の腫瘍微小環境全体に与える影響を評価・解析することで将来の創薬への基盤を確立する。

研究成果の概要

悪性神経膠腫の手術摘出検体から、3次元オルガノイドを安定的に樹立しえた。また、悪性神経膠腫細胞株とマイクログリア細胞株とに、オートファジーの発現でる蛍光を呈する遺伝子をそれぞれ導入した。これらの細胞株を共培養することによる細胞増殖の変化、オートファジーの状況を調査した。その結果、細胞増殖には単培養を行った場合と比較して有意な差は見られなかった。また、オートファジーの発現の測定については、共培養によって蛍光の減弱が見られたことから困難であった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまで明らかとはなっていなかった、マイクログリア細胞の3次元オルガノイドでの振る舞いについては、本研究期間内に解明するには至らなかった。しかし、文献的報告例がほとんど見られていない、マイクログリア細胞株へのリポフェクション法による遺伝子導入に成功し、マイクログリア細胞株のオートファジーについてその一端を解析することができた。これは、更なる研究の継続で悪性神経膠腫のみならず広く中枢神経疾患(頭部外傷、脳血管障害、脱髄・変性疾患など)全般に応用が可能である。

報告書

(4件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書

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公開日: 2021-04-28   更新日: 2025-01-30  

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