• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

有痛性偽関節の病態解明と治療標的の探索

研究課題

研究課題/領域番号 21K09252
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56020:整形外科学関連
研究機関高知大学

研究代表者

池内 昌彦  高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 教授 (00372730)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
キーワード偽関節 / 骨折 / 疼痛 / 神経成長因子
研究開始時の研究の概要

高齢者にみられる脆弱性骨折はしばしば骨癒合せず偽関節に発展する。偽関節には有痛性で手術を要するものと無症候性で治療を要しないものの2種類が存在するが、その病態の違いは不明である。社会の高齢化とともに偽関節患者は増加の一途をたどっており、臨床の現場では、有痛性であっても偽関節手術を行えない虚弱な高齢者の存在が切実な問題となっている。われわれは、将来的に高齢者においても安全で有効な有痛性偽関節に対する新しい治療法の開発を目指している。今回、その第一歩として有痛性偽関節と無症候性偽関節の病態の違いを動物実験によって明らかにする基礎研究を予定している。

研究成果の概要

偽関節の疼痛発生機序解明に不可欠な偽関節モデルを新たに作成した。偽関節モデルの疼痛行動を観察すると、固定部の不安定性の大小によって疼痛行動に明らかな差を認めた。また、骨折部(大腿骨骨幹部)を支配しているL3DRGでCGRP陽性細胞が増加傾向にあり疼痛との関連性が示唆された。本研究で作成できた偽関節モデルを用いて偽関節部の不安定性による神経生物学的変化をさらに解明し、新たな創薬や治療法の開発につなげることが期待できる。

研究成果の学術的意義や社会的意義

社会の高齢化とともに骨折後の偽関節患者は増加の一途をたどっており、臨床の現場では、有痛性であっても偽関節手術を行えない虚弱な高齢者の存在が切実な問題となっている。有痛性偽関節の疼痛発生機序を解明できれば、手術に代わる新たな治療法の開発につながる。

報告書

(4件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2024

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] A Novel Rat Model For Nonunion Fracture With Different Mechanical Stability2024

    • 著者名/発表者名
      Mizobuchi S, Aso K, Izumi M, Ikeuchi M
    • 学会等名
      Orthopaedic Research Society 2024 Annual Meeting
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
    • 国際学会

URL: 

公開日: 2021-04-28   更新日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi