研究課題/領域番号 |
21K09478
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56040:産婦人科学関連
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
片山 映 日本医科大学, 医学部, 助教 (10333113)
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研究分担者 |
桑原 慶充 日本医科大学, 医学部, 准教授 (40373013)
杉田 洋佑 日本医科大学, 医学部, 助教 (60774354)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 不育症 / 自己免疫疾患 / ネオ・セルフ / SN-APS / MHCクラスⅡ / 抗リン脂質抗体症候群 |
研究開始時の研究の概要 |
妊娠は成立するが流産・死産を反復する不育症の半数以上は、リスク因子が同定されず治療法は限定的である。特に抗リン脂質抗体症候群(APS)の臨床基準を満たすが、血清学的異常を認めない血清学的陰性リン脂質抗体症候群(SN-APS)においては、未知の病原性自己抗体-抗原の存在が示唆されるが詳細は明らかでない。本研究は、自己免疫疾患の発症要因となるネオ・セルフ抗体とその産生機構に関わる構成分子に着目したプロテオミックアプローチにより、SN-APSの発症を引き起こす新規の自己抗体-抗原タンパク質を検出し、不育症診断法・治療法開発の基盤とすることを目的とする。
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研究実績の概要 |
iPS細胞を用いた検討では、3種の細胞系より分化させた血管内皮細胞において、CD31陽性では純度は十分確認されたが、その後の分化条件の検討においては、MHCクラスIIの発現率の向上は見られなかった。 前年度より低発現率のMHCクラスIIを免疫沈降で抽出・精製し、複合体内のタンパク質を高感度で同定する条件検討により改善は見られたが、現状の低発現率に対応するには至っていない。 流産検体の脱落膜から、抗体結合ビーズを用いた血管内皮細胞の単離、培養の条件検討。 検体からの血管内皮細胞の短期間の単離と高純度化の条件、遺伝子導入による不死化の検討を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
iPS細胞の血管内皮細胞への分化度とMHCクラスIIの発現機序の相関について、明らかにすることが出来ていない為。
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今後の研究の推進方策 |
臨床検体由来の血管内皮細胞によるMHCクラスII-抗原複合体の発現、抗原タンパク質の同定を行う。 MHCクラスIIの発現率の高いHUVECと、検体由来、iPS細胞由来の血管内皮細胞を比較し、MHCクラスIIの発現量の相関を進める。
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