研究課題/領域番号 |
21K09614
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56050:耳鼻咽喉科学関連
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研究機関 | 岩手医科大学 |
研究代表者 |
菅野 智子 岩手医科大学, 医学部, 非常勤医師 (90896937)
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研究分担者 |
小林 有美子 岩手医科大学, 医学部, 講師 (20740765)
佐藤 宏昭 岩手医科大学, 医学部, 非常勤講師 (40215827)
金城 伸祐 岩手医科大学, 医学部, 助教 (30849245)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2023年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 小児難聴 / オンライン診療 / オンライン言語訓練 / オンライン人工内耳マッピング / 多職種支援 / 多職種連携 / 人工内耳 / 地域医療 |
研究開始時の研究の概要 |
岩手県は国内第二の面積を持ち、以前より医師不足および地域間医療格差の問題を抱えている。小児難聴分野においては、定期的な通院が必要となる人工内耳装用者の言語訓練について遠方からの通院負担が大きい。今回COVID-19の蔓延による感染リスクにより通院における負担はさらに増大しており、オンライン診療の重要性が増している。地域基幹病院と連携を図りながらオンライン診療を行い、その実現性と有用性を検討する。
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研究実績の概要 |
県内関連病院の耳鼻咽喉科外来にいわて情報ハイウェイを設置し、オンライン人工内耳マッピングを施行した。高齢であり冬季に当院まで来院することの困難な患者であり、オンラインを用いることで機器のトラブルに迅速に対応することができた。今後は小児にも適応を拡充できるように検討していきたい。 学内倫理委員会で承認を得たオンライン多職種支援会議について、会議参加者に対してアンケート調査を行ったため、第27回遠隔医療学会学術大会でその解析結果を報告した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
令和5年度は、オンライン人工内耳マッピングの機器整備が整い遠隔地とのオンライン人工内耳マッピングを施行できた。オンライン多職種支援会議は当事者(患児の親)を含めた会議を実施できており、より充実した内容に発展している。
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今後の研究の推進方策 |
令和5年度までに実施したオンライン人工内耳マッピングやオンライン多職種支援会議を継続していき、その内容を学会や論文で発表する予定である。
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