研究課題/領域番号 |
21K09793
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56070:形成外科学関連
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
田中 嘉雄 香川大学, 医学部, 客員教授 (50171806)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2023年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 再生医療 / 膵島細胞移植 / 器官作製 / 血管付加組織 / in vivo chamber / 人工真皮 / 多血小板血漿(PRP) / bFGF / iPS膵島細胞 / iPS誘導膵島細胞 / chamber / 血管付加 |
研究開始時の研究の概要 |
現在行われている再生医療のアプローチ方法は、1)完全体外作成型組織・臓器移植と2)自己修復型組織・臓器再生医療(組織増殖因子、細胞移植)とに大きく分けることができる。1)はin vitroで立体組織の作製までは可能になったが、生体移植の成功例は報告されていない。これは、これらの再生組織に血管が構築されていないからである。この問題点を解決しない限り、完全体外作成型組織・臓器移植は成功しない。 今回、BRJ免疫不全マウスを用いて血管付加肉芽組織と血管付加脂肪組織とを作製し、ここにiPS誘導膵島細胞を移植して、血管構築を有する完全体内作製型膵臓組織・臓器作製を目指す。
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研究実績の概要 |
実験2:2022年度 目的:血管付加肉芽組織と血管付加脂肪組織のどちらがiPS誘導膵島細胞移植の「場」として優れているかを検討する。であったが、東工大から香川大へのiPS誘導膵島細胞の移送方法が解決できなかったため、この研究は休止している。このままでは、研究年度内に研究の遂行に支障を来すため、研究の変更を検討し、新たなモデルで実験を行っている。 新たな研究モデル: マウス膵臓から膵島細胞を分離・純化して、この膵島細胞を移植して2022年度の研究目的である「血管付加肉芽組織と血管付加脂肪組織のどちらが膵島細胞移植の「場」として優れているかについて検討する。その後は、このモデルを用いて糖尿病マウスの実験を引き続き行う予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
人工真皮にiPS誘導膵島細胞が含浸移植できるか、また、移植実験は香川大学で行うので、東工大から香川大学へのiPS誘導膵島細胞の搬送の適切な方法についての検討が東工大で行われているが、解決策はまだ得られていない。このため、研究は遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
人工真皮にiPS誘導膵島細胞が含浸移植できるか、また、移植実験は香川大学で行うので、東工大から香川大学へのiPS誘導膵島細胞の搬送の適切な方法についての検討が東工大で行われているが、解決策はまだ得られていない。そのため、マウス膵摘出し、膵島分離、さらに純化した膵島を用いて血管付加膵臓組織の作製を行う計画に変更した。
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