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超若齢マウスを用いたParabiosisによる革新的若返り戦略

研究課題

研究課題/領域番号 21K09799
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56070:形成外科学関連
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

宇野 貴博  慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (50897113)

研究分担者 鈴木 悠史  慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任助教 (40793287)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
キーワード若返り / Parabiosis
研究開始時の研究の概要

高齢化社会に突入し、今後ますます社会の高齢化が進んでいく中で、老化や寿命に関する研究は多くの期待を背負っている。今回我々は、老齢個体と若年個体を接合することで、老化にかかわる因子を同定する既存のモデルに改良を加え、超若年個体を接合する新しいモデルを作成することで、新たな老化へと関わりうる因子を同定することを目標としている。
それぞれのモデルと新しいモデルを比較することで、さらなる若返り効果を示す因子を同定することができると期待される。

研究成果の概要

老化細胞を制御する因子の同定を行うため、若齢マウスの血液が老齢マウスに与える影響を評価するHeterochronic parabiosisという実験を行なった。今回、既存の報告より若齢マウスを接合することに成功し、その因子が高齢マウスに与える影響を評価することで、より若い因子が本当に老齢マウスにより強い若返り因子を与えるのか評価した。残念ながら、それぞれの因子に大きな差を生じることはなかったが、老化を評価する指標は多く存在することから、今後多角的な評価をさらに行う必要があると考えられた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

日本において、今後高齢化社会が進んでいくことは避けられない。しかしながら、介護を必要とせずに健康長寿を伸ばすことで、実際に寿命が延長したとしても介護にかかる費用が少なくなるということがわかっている。老化や寿命に関する研究をつき進めていくことで、日本の社会や医療経済へ与えうるプラスの影響は計り知れない。老化を抑制するあるいは促進させる液性因子の存在と機能が明らかになりつつあるが、未だ研究途上であり、より条件を詳細に評価する必要がある。

報告書

(4件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] Evaluation of the effect of age of the younger mice on the rejuvenation of the older mice by heterochronic parabiosis2022

    • 著者名/発表者名
      Suzuki Yushi、Takaya Kento、Watanabe Shiho、Otaki Marika、Kono Hikaru、Kishi Kazuo
    • 雑誌名

      Aging

      巻: 14 号: 6 ページ: 2507-2512

    • DOI

      10.18632/aging.203966

    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書 2021 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス

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公開日: 2021-04-28   更新日: 2025-01-30  

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