研究課題/領域番号 |
21K09812
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56070:形成外科学関連
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研究機関 | 横浜市立大学 (2023) 地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立こども医療センター(臨床研究所) (2021-2022) |
研究代表者 |
安村 和則 横浜市立大学, 医学研究科, 共同研究員 (40351621)
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研究分担者 |
鍵本 慎太郎 横浜市立大学, 附属市民総合医療センター, 助教 (10737480)
矢吹 雄一郎 横浜市立大学, 医学研究科, 客員講師 (30610357)
小林 眞司 地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立こども医療センター(臨床研究所), 臨床研究所, 部長 (90464536)
林 礼人 横浜市立大学, 医学研究科, 教授 (10365645)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 軟骨再生 / 軟骨細胞 / 回転培養 / 回転培養法 / 3次元回転培養 / オルガノイド |
研究開始時の研究の概要 |
頭蓋・顔面領域の組織変形に対して、ヒト弾性軟骨細胞を用いた再生療法が期待されているが、試験管内において実用に耐えうる軟骨組織はできていない。我々はヒト耳介軟骨膜に存在する弾性軟骨前駆細胞から低速回転浮遊培養技術にて試験管内で足場材料を用いずに軟骨組織を再構成することに成功したが、この軟骨組織は組織学的にやや未成熟であった。我々はこの問題を解決するために高速回転培養法を考案し試験管内で成熟軟骨組織を再構成することを試みている。本研究の目的は、ヒト弾性軟骨前駆細胞由来のヒト軟骨組織を再構成するために高速回転培養法の細胞操作基盤技術を開発することである。
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研究成果の概要 |
頭蓋・顔面領域の組織変形に対する自家軟骨組織移植には、軟骨採取に伴う高度侵襲や量的制約などの問題がある。新規治療法としてヒト軟骨細胞を用いた再生療法に対する期待が高まっているが、現在まで試験管内において、そのまま移植することができる軟骨組織を再構成することはできていない。今までに低速回転浮遊培養技術にて試験管内で足場材料を用いずに軟骨組織を再構成することができているが、組織学的にやや未成熟であった。我々はこの問題を解決するために、高速回転培養法を考案し試験管内で成熟軟骨組織を再構成することを試みた。その結果、フィルムから塊まで様々な成熟軟骨組織が再構成された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
世界に先駆けてヒト軟骨細胞を用いた高速回転培養における条件や手技などの基盤技術を確立し日本発の手技として世界に発信することが期待される。
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