研究課題/領域番号 |
21K09833
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57010:常態系口腔科学関連
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
山田 篤 昭和大学, 歯学部, 准教授 (50407558)
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研究分担者 |
宮本 洋一 昭和大学, 歯学部, 教授 (20295132)
齋藤 琢 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (30456107)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | BMP / 硬組織 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、Kielin/Chordin-like Protein (KCP)による骨芽細胞および硬組織細胞のBMP感受性の増強の作用機序をin vitroおよびin vivo双方から解明するとともに、KCPを薬として利用することを目的とし、骨折治療ならびに骨欠損修復などの臨床応用を試みる。
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研究実績の概要 |
骨形成誘導タンパク質Bone Morphogenetic Protein(BMP)は生体内で様々な作用を持つことが知られており、骨形成においては促進作用を示す。BMP活性を促進する因子の探索は、臨床応用において重要であると考えられる。本年度はマウスKCPの1085-1425アミノ酸の部分的リコンビナントタンパク質を用いた。C2C12細胞にBMP-2およびKCPを処理したところ、KCPはBMP-2が誘導する骨芽細胞分化を促進させ、その作用はKCPの濃度依存的であった。全長のKCPを発言する発現ベクターを作成し、発現した培養上清を処理したところ、部分的リコンビナントKCPと同様の作用を示した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
KCP全長タンパク質の発現系の構築(発現ベクターの作成および精製)ができ、今後、作用解析が進むと考えられるので。
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今後の研究の推進方策 |
KCPノックアウトマウスを用いた硬組織形成の解析および新たに作成したKCP発現ベクターを用いた作用解析を行う予定である。
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