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ノックアウトマウスを用いた実験的歯周炎の病態におけるIL-15の役割について

研究課題

研究課題/領域番号 21K09905
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分57030:保存治療系歯学関連
研究機関愛知学院大学

研究代表者

神谷 洋介  愛知学院大学, 歯学部, 講師 (70572808)

研究分担者 菊池 毅  愛知学院大学, 歯学部, 准教授 (40421242)
三谷 章雄  愛知学院大学, 歯学部, 教授 (50329611)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2021年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワードIL-15 / 実験的歯周炎 / ノックアウトマウス
研究開始時の研究の概要

歯周病は細菌感染により病的な骨吸収を引き起こし、歯を喪失させる慢性炎症性疾患であり、糖尿病や心臓血管疾患などの全身疾患にも悪影響を及ぼし、健康寿命の短縮や生活の質(QOL)の低下に大きくかかわっている。IL-15はT細胞、NK細胞の分化、増殖促進作用による免疫応答にかかわり、病的骨破壊に重要な役割を担っている。しかし、歯周病病態におけるIL-15の役割は未だ不明な点が多い。IL-15の役割を明らかにすることは、将来的に歯周病治療薬として、簡易かつ効果的な免疫調整薬の開発につなげることができ、健康寿命の延伸、QOLの向上に大きく貢献できると考えている。

研究実績の概要

歯周病は細菌感染により病的な骨吸収を引き起こし、歯を喪失させる慢性炎症性疾患であり、糖尿病や心臓血管疾患などの全身疾患にも悪影響を及ぼし、健康寿命の短縮や生活の質(QOL)の低下に大きくかかわっている。IL-15はT細胞、NK細胞の分化、増殖促進作用による免疫応答にかかわり、病的骨破壊に重要な役割を担っている。しかし、歯周病病態におけるIL-15の役割は未だ不明な点が多い。IL-15の役割を明らかにすることは、将来的に歯周病治療薬として、簡易かつ効果的な免疫調整薬の開発につなげることができ、健康寿命の延伸、QOLの向上に大きく貢献できると考えている。
IL-15ノックアウト(KO)マウスに実験的歯周炎を惹起し、歯周病病態の比較、およびそのメカニズムを検討する。さらに、IL-15KOマウスと野生型マウスより歯肉線維芽細胞と腹腔マクロファージを採取、P. gingivalis Lipopolysaccharide(LPS)で刺激し、IL-15による免疫調節メカニズムを検討することで、歯周病病態におけるIL-15の役割を解明することを目的とする。
実験的歯周炎の確立(形態学的解析):野生型マウスの上顎右側第二大臼歯に5-0絹糸を結紮し、実験的歯周炎を惹起した。また、上顎左側第二大臼歯はコントロールとして結紮しなかった。μCT撮影を行い、3D画像での観察と残存骨量を計測・数値化したところ、実験的歯周炎を惹起した右側第二大臼歯部はコントロールの左側第二大臼歯部と比較して有意に残存骨量の低下を認めた。

報告書

(1件)
  • 2021 実績報告書

URL: 

公開日: 2021-04-28   更新日: 2022-12-28  

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