研究課題/領域番号 |
21K09937
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57040:口腔再生医学および歯科医用工学関連
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
山本 健太 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (00636160)
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研究分担者 |
松田 修 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (00271164)
岸田 綱郎 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (00370205)
山本 俊郎 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (40347472)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2023年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 再生医療 / ダイレクト・リプログラミング / MSC / 間葉系幹細胞 / ダイレクト・コンヴァージョン |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、まず我々が見出した体細胞からMSCsへの誘導の誘導効率をさらに高める。そして骨芽・軟骨・脂肪細胞への分化能、免疫抑制・抗炎症機能、生体内抗炎症能と組織修復能等の機能解析によって直接誘導MSCsを詳細にキャラクタライズし、高品質・高機能のMSCsを高効率に誘導する技術を確立して、将来的な臨床応用につなげる。
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研究成果の概要 |
本研究の結果、特定の小分子化合物と培養条件を用いることで、体細胞から間葉系幹細胞(MSC)マーカーを高発現する細胞を誘導しえることを見出した。また得られた細胞は、従来のMSCsと同様に骨芽細胞、脂肪細胞などに分化する多分化能を示すとともに、高い遊走機能ならびに高い抗炎症機能を有する細胞であることが判明した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果は、従来の治療法では治療が困難であった歯科疾患への新規再生歯科治療確立のための基盤技術の提供を促すもので、治療後の患者のQOLとADLを大きく高める可能性がある。また歯科疾患のみならず多分野での再生治療にも大きく貢献できるものであり、その学術的・社会的意義は大きい。
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