研究課題/領域番号 |
21K09997
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57050:補綴系歯学関連
|
研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
岩城 麻衣子 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 准教授 (70544500)
|
研究分担者 |
金澤 学 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (80431922)
|
研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2023年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2022年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | インプラントオーバーデンチャー / 上顎2-IOD / 無歯顎補綴 / 前向き臨床研究 / インプラント生存率 / 臨床研究 / 上顎インプラントオーバーデンチャー / 2-IOD |
研究開始時の研究の概要 |
上顎無歯顎患者の顎堤の高さや幅などの条件によっては,2本のインプラントによって上顎インプラントオーバーデンチャー(IOD)は機能する可能性があると考えられる. 本研究では,顎堤条件を限定した上顎無歯顎患者に2本のインプラントを維持源とした 2-IOD を装着し,前向き臨床研究により,インプラントの生存率,骨吸収量,患者満足度,口腔関連 QoL および客観的咀嚼能力を明らかにすることとした.本臨床研究により,2-IODが上顎無歯顎患者に適用可能であることが明らかになれば, 超高齢社会における上顎無歯顎患者に対して,低コスト・低侵襲でありながら,効果の高い治療法の提供が可能となる.
|
研究実績の概要 |
東京医科歯科大学病院にて本研究の介入を行うにあたり,プロトコルの改訂を行い,東京医科歯科大学学内機関にて研究倫理の承認を得た.その後,参加基準を満たす患者にリクルートを開始し,介入試験を開始した.2022年度は2名の患者の同意を得て,1例目はインプラントの1次オペまで完了している.2例目は,ラジオグラフィックの製作とインプラント術前評価まで完了している. 本研究開始にあたり行った,これまでの上顎インプラントオーバーデンチャーの知見について,分担研究者の金澤が,日本口腔インプラント学会のシンポジウムにて口演を行った.
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
COVIT-19の影響により,大学病院全体の無歯顎患者の来院が減少傾向を示し,適格基準に該当する患者のリクルートに遅れが生じたため.
|
今後の研究の推進方策 |
予定患者数獲得に向けて,適格基準に該当する患者のリクルートを継続すると同時に,介入を開始した患者に対し,適切な臨床処置を行い,評価を行う予定である.
|