研究課題
基盤研究(C)
インプラントの安定度の測定には、共鳴振動周波数分析(RFA)装置が広く用いられている。RFAは侵襲性の低い測定方法であるが、インプラントに専用のパーツをネジ止めする必要がある。この作業がインプラントに悪影響を与える可能性がある。本研究は、取り外し式義歯に用いられる磁性アタッチメントという仕組みを応用して、さらに侵襲度の低い方法でインプラントの安定度を測定できるシステムを確立することを目的としている。このシステムを確立することができれば、患者と術者の双方の負担を軽減することができるため、今後のインプラント治療に有益なものとなると考えている。