研究課題/領域番号 |
21K10046
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57060:外科系歯学関連
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
合島 怜央奈 佐賀大学, 医学部, 講師 (30756143)
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研究分担者 |
山座 孝義 九州大学, 歯学研究院, 教授 (80304814)
山下 佳雄 佐賀大学, 医学部, 教授 (50322300)
檀上 敦 佐賀大学, 医学部, 准教授 (80452712)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 間葉系幹細胞 / 細胞外分泌小胞 / 抗腫瘍作用 / 口腔がん / 分泌因子 |
研究開始時の研究の概要 |
がんの形成・進展には、がん細胞のみならず、がん細胞周囲に構築される微小環境が重要である。間葉系幹細胞(mesenchymal stem cells; MSCs)は多様な免疫細胞の機能を調節し、優れた免疫調節能を発揮する。また、腫瘍集積性や低免疫原性を有しており、MSCsを用いた抗がん治療が期待される。近年、MSCsが分泌するエクソソーム(MSC-EXO)にMSCsと同様の治療効果を備わっていることが明らかとなった。本申請研究では、MSC-EXOと細胞に発現するリガンドが、口腔がんに対して直接的抗腫瘍作用をもたらすかを検証する。さらに、MSCsによる間接的抗腫瘍作用のメカニズムも明らかにする。
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研究実績の概要 |
がんの形成・進展には、がん細胞のみならず、免疫細胞の浸潤、血管新生の誘導等、がん細胞周囲に構築される微小環境が極めて重要である。現在、周囲微小環境に着目した新たながん治療法の開発が活発になっている。間葉系幹細胞(mesenchymal stem cells; MSCs)は種々の免疫細胞の機能を調節し、優れた免疫調節能を発揮する。また、腫瘍集積性や低免疫原性の特徴を有しており、がんに対する細胞治療として効果的・効率的な治療効果と低副作用性が期待できる。近年、MSCsが分泌するエクソソーム(MSC-EXO)にはMSCsと同様の治療効果を備わっていることが明らかとなった。本申請研究では、MSCs(細胞)とMSC-EXOに発現するリガンドが、口腔がんに対して抗腫瘍作用をもたらすかを検証することを目的とした。初年度に明らかとした実験結果および条件を基盤として、本年度は口腔がん細胞に対する抗腫瘍効果の検証を行う予定とした。MSC-EXOの適切な実験条件の確立を行っていたが、今年度は条件設定がやや不安定であった。抗腫瘍効果の詳細な検証は次年度に行うこととした。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
MSC-EXOの適切な実験条件の設定が不安定であったため。
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今後の研究の推進方策 |
実験はやや遅延しているが、状況にあわせて軌道修正を行いながら予定通り推進していく。
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