研究課題/領域番号 |
21K10049
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57060:外科系歯学関連
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
藤田 紘一 横浜市立大学, 附属市民総合医療センター, 講師 (30451909)
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研究分担者 |
臼見 莉沙 東京医科歯科大学, 東京医科歯科大学病院, 助教 (90706946)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 関節頭回転中心 / MAC surgery / 骨格性上顎前突 / SLM technique / 変形性顎関節症 / 骨格性下顎後退症 / Mandibular autorotation / 顎矯正治療 / 安定性 |
研究開始時の研究の概要 |
変形性関節症(OA)は、本邦において非常に頻度の高い多因子性疾患であり、顎関節領域にも生じる。顎関節に生じたOA(顎OA)に起因した骨格性下顎後退症患者に対する従来の治療法は安定性に欠けるどころか、再発や進行性下顎頭吸収を招くことが多いと報告されている。 それに対し我々はMandibular autorotation concept に基づいた外科的矯正治療法(MAC surgery)を開発した。MAC surgeryでは下顎ないし関節頭に対する外科的侵襲を最小限にした手術が可能となり、臨床的には高い安定性を得ているが、形態的観点のみならず機能的観点から科学的立証を得ることが本研究の目的である。
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研究実績の概要 |
顎関節頭の変形や吸収に起因した開咬を特徴とする骨格性上顎前突症における顎変形症手術後の後戻りは、顎関節頭への負担過重が関与するとされている。そのような症例に対し、後戻りリスクを低下させうる手術法としてMAC surgeryは開発されたものの、その詳細な解析は今まで行われておらず今回研究対象とした。
研究の実績は以下の通りである。 ①MAC surgeryの手術計画立案時に重要となる下顎のautorotation時の回転中心について解析を進め、時期も手術後3か月から手術後1年以降の長期予後まで追加した比較検討に関する論文を発表した。 ②過去に行ったMAC surgeryにおける顎関節形態変化の検証として、MAC surgery適応となる顎関節頭の変形や吸収に起因した開咬を特徴とする骨格性上顎前突症に関して3次元セファロ分析を用いて変形性顎関節症の重症度と骨格性下顎後退症の関係性を明らかにし学会発表を行い論文を投稿中である。 ③『ラット咬合高径減少モデル』を用いた基礎研究においては、pilot実験を終了し、本実験のデータ解析を行っている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
学会発表、論文投稿等も複数行っているため、上記進捗状況とした。
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今後の研究の推進方策 |
現在投稿中の論文が早期に掲載となるようリバイス返答を行う。
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