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口内法デジタルX線撮影検出器を応用した原子力利用における漏洩放射能検出システム

研究課題

研究課題/領域番号 21K10115
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分57060:外科系歯学関連
研究機関徳島大学

研究代表者

吉田 みどり  徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 徳島大学専門研究員 (30243728)

研究分担者 前田 直樹  徳島大学, 病院, 講師 (10219272)
誉田 栄一  徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 教授 (30192321)
細木 秀彦  徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 准教授 (60199502)
阪間 稔  徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 教授 (20325294)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 完了 (2024年度)
配分額 *注記
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2023年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
キーワード口内法デジタルX線撮影 / 原子力発電所 / イメージングプレート / 放射性セシウム / 口内法X線撮影 / 放射能 / セシウム
研究開始時の研究の概要

将来の地球外移住はアメリカ航空宇宙局が主体となり、日本でも検討している。地球外でエネルギーを得るには、原子力と太陽光利用が必須となる。原子力の利用で環境中に放出されるRIの存在が判明できるシステムの確立は、人々の不安を払拭する手段として不可欠である。歯科診療所の歯科X線撮影で一般的に使われているイメージングプレート(IP)システムは放射能測定ができる可能性がある。申請者らは歯科用IPによる放射能測定の研究を行い、測定時間を数日まで短縮するシステムを確立した。γ線のエネルギー利用効率が非常に低かったが、今回、数倍の効率を可能とするIP多層システムおよび蛍光体格子システムの方法を考案した。

研究成果の概要

福島原子力発電所事故由来の汚染土壌に含まれる放射性セシウムから放出される放射線を歯科用イメージングプレート(IP)で検出すると、β線が主となり、γ線はほとんど検知しない。β線の検出においても、非常に低線量であるので検出は困難である。放射能の暴露後に低線量X線照射による方法で検出期間を1/10以下にすることができた。また鉛箔のK吸収端利用により、高エネルギーγ線を低エネルギーX線に変換することができ、このX線によりIPによる画像化ができた。これらのことから、IPを複数重ね合わせ、その間に適切な鉛箔を挿入し、得られた画像を加算化することで、より短期間に微少な放射能を検出できることが示された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

福島原子力発電所事故により放射性物質が環境中に放出され、多くの国民が放射能に恐れをなし大問題となった。その結果、国内のすべての原子力発電所の稼働が中断され、電力源の柱の一つを失い経済活動に支障が生じた。放射線により人体に障害が発生する可能性があるが、浴びてもすぐに感知できないためである。現在でも放射性セシウムはかなりの量が環境中に残存し、近隣諸国では問題視している。放射線量を誰もがどこでも簡単に測定できるシステムが完成すれば、過度な恐怖心を取り除くことが可能となる。その一つの方策として、多くの歯科診療所に設置されている歯科用イメージングプレートを用いた微量放射能検出システムの完成が望まれる。

報告書

(5件)
  • 2024 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 研究成果

    (7件)

すべて 2024 2023 2022 2021

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (5件)

  • [雑誌論文] 歯科用CBCT装置の回転系の品質保証方法2024

    • 著者名/発表者名
      前田直樹,吉田みどり,誉田栄一,吉原穂積,水頭英樹,鳥井浩平,阪間 稔,細木秀彦
    • 雑誌名

      歯科放射線

      巻: 64 ページ: 51-56

    • 関連する報告書
      2024 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] デジタル口内法X線撮影検出器(イメージングプレート)を応用した低放射能検出システムの開発2023

    • 著者名/発表者名
      吉田みどり,誉田栄一,前田直樹,水頭英樹,阪間 稔,細木秀彦
    • 雑誌名

      歯科放射線

      巻: 62

    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] 歯学部新入生における放射線に対する理解度と知識2023

    • 著者名/発表者名
      吉田みどり, 細木秀彦, 誉田栄一, 吉原穂積, 水頭英樹, 阪間 稔, 前田直樹
    • 学会等名
      歯科放射線学会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 歯科医師および診療放射線技師の放射線に関連する国家試験問題に対するChatGPTno解答からみた難易度の比較2023

    • 著者名/発表者名
      吉田みどり, 誉田栄一, 前田直樹, 水頭英樹, 吉原穂積, 細木秀彦,阪間 稔
    • 学会等名
      日本放射線安全管理学会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 口内法デジタルX線撮影検出器を用いた放射性セシウム検出システム2022

    • 著者名/発表者名
      吉田みどり,細木秀彦,前田直樹,水頭英樹,誉田栄一,阪間 稔
    • 学会等名
      第4回日本保健物理学会・日本放射線安全管理学会合同大会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] 日本の歯科学生とインドネシアの歯科学生・歯科衛生士学生における放射線に対する理解度とリスク認識との関係2021

    • 著者名/発表者名
      吉田みどり, Ryna Dwi Yanuaryska, Rurie Raina Shantiningsih, 吉原穂積, 岸本卓大, 前田直樹, 細木秀彦, Munakhir Mudjosemedi, 誉田栄一
    • 学会等名
      日本歯科放射線学会第61回総会・学術大会, Web開催,
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [学会発表] 歯学部新入生における放射線に対する理解度とリスク認識の変遷2021

    • 著者名/発表者名
      吉田みどり, 阪間稔, 岸本卓大, 水頭英樹, 前田直樹, 細木秀彦, 誉田栄一
    • 学会等名
      第3回日本放射線安全管理学会・日本保健物理学会合同大会, Web開催
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書

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公開日: 2021-04-28   更新日: 2026-01-16  

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