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歯の萌出に伴う生理的機能獲得の解明ー歯根膜咀嚼筋反射応答機構の成熟過程の評価ー

研究課題

研究課題/領域番号 21K10181
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分57070:成長および発育系歯学関連
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

桐本 博章  東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 非常勤講師 (30376777)

研究分担者 小野 卓史  東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (30221857)
大森 浩子  東京医科歯科大学, 東京医科歯科大学病院, 特任助教 (20613615)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワード咀嚼筋 / 表面電極 / 機械的刺激 / 歯根膜 / 顎運動
研究開始時の研究の概要

哺乳類では、成長期における歯の萌出に伴い、末梢からの上行性入力に修飾され下行性出力が変化することで、咀嚼運動に関わる中枢神経系が成熟する。その際、咀嚼運動の末梢性制御に関与する歯根膜機械受容器の発生・成熟には機械的刺激が密接に関わっている。末梢神経系の成熟過程はモデル動物においては臨床生理学的に観察されているが、ヒトにおいては明らかになっていない。
本研究は、歯の萌出に伴う機能獲得を歯根膜咀嚼筋反射の観点から評価するとともに、不正咬合状態における歯根膜からの末梢感覚入力が、咀嚼筋筋活動にいかなる影響を与えるかを明らかにすることを目的とする。

研究実績の概要

哺乳類の成長過程においては、歯の萌出に伴い、末梢からの上行性入力に修飾され下行性出力が変化することで、咀嚼運動に関わる中枢神経系が成熟する際、咀嚼運動の末梢性制御に関与する歯根膜機械受容器の発生・成熟には機械的刺激が密接に関わっている。しかし、末梢神経系の成熟過程は、ヒトにおいては明らかになっていない。本研究では、歯の萌出に伴う機能獲得を歯根膜咀嚼筋反射の観点から評価し、歯根膜からの末梢感覚入力が咀嚼筋筋活動にいかなる影響を与えるかを明らかにすることを目的とする。
本年度は、個性正常咬合者における測定データの解析を行った。申請者らが改良し用いてきた簡便かつ非侵襲的に、ヒト咬筋においてこれまで困難であった運動単位レベルでの反射性応答を両側同時記録することに成功した表面アレイ電極を小児にも適用するため、設計をさらに改良し、その特性を検証した。さらに、これまでに計測した歯根膜咬筋反射の詳細な解析を進めた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

データ収集が遅れている部分があるため。

今後の研究の推進方策

これまでの測定データの解析、成果発表を遂行する予定である。

報告書

(3件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] Associations among temporomandibular disorder, headache, shoulder pain, craniofacial morphology, and premature contacts in female children and adolescents with malocclusion2022

    • 著者名/発表者名
      Ohmori Hiroko、Kirimoto Hiroaki、Kamaratih Anindya、Aida Jun、Ono Takashi
    • 雑誌名

      Clinical and Investigative Orthodontics

      巻: 81 号: 4 ページ: 202-208

    • DOI

      10.1080/27705781.2022.2139386

    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス

URL: 

公開日: 2021-04-28   更新日: 2024-12-25  

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