研究課題/領域番号 |
21K10285
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
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研究機関 | 杏林大学 |
研究代表者 |
萬 知子 杏林大学, 医学部, 教授 (40210801)
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研究分担者 |
森山 潔 杏林大学, 医学部, 教授 (10296717)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2024年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2023年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2022年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | 中心静脈カテーテル / 血流感染症 / サーベイランス / 集中治療室 / データ収集システム / 中心静脈カテーテル感染 / カテーテル関連血流感染症 / 感染防御 / 予防策 / 感染関連因子 |
研究開始時の研究の概要 |
我々のこれまでの研究で、カテーテル関連血流感染症の危険因子は、集中治療室入室時の重症度、カテーテル挿入日数、複数カテーテル挿入、人工呼吸中などであることが判明した。本研究では、より具体的に研究データを分析し、カテーテル感染関連死亡を減らす有効な対策を考え、実施し、検証する。申請者が施行したカテーテル感染と関連する因子の検証と同様の研究は国内では未だ見られないため、データ収集のシステム構築により、多施設でのデータ収集を簡便に行えるようにすることも必要である。さらに、今般の新型コロナウイルス感染拡大で感染予防への関心も高まったことが、中心静脈カテーテル感染予防にも有効であったかどうかの検証も行う。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は、集中治療室における中心静脈カテーテル関連血流感染症を抑制することが大きな目的である。そのための研究計画としては、実態把握、予防策の検証、さらに、継続的、省力的なサーベイランスを行うためのシステム開発に着手することである。 中心静脈カテーテル関連血流感染症の危険因子は、集中治療室入室時の重症度、テーテル挿入日数、人工呼吸中などであることが判明した。 本研究では、より具体的に研究データを分析し、中心静脈カテーテル感染関連死亡を減らすためにはどうしたらよいかを探求し、これまでの介入策に加えて新たな介入策の検討と実施、検証も行う(①)。また、申請者が施行したカテーテル感染と関連する因子の検証と同様の研究は国内では未だ見られないため、データ収集のシステム構築により、多施設でのデータ収集を簡便に行えるようにすることも必要である(②)。さらに、今般の新型コロナウイルス感染拡大で感染予防への関心も高まったことが、中心静脈カテーテル感染予防にも有効であったかどうかの検証もしたいと考えている(③)。集中治療室の患者管理システムに、中心静脈カテーテル感染、尿道カテーテル感染、人工呼吸関連呼吸器感染のデータ収集のシステムに取り入れ、システム運用トライアルを開始し、データ収集を行い、システムのブラッシュアップを図る(④)。途中経過としての集計結果については、学会発表、論文発表を行う。最終的には、システムによる集計方法についての発表も行い、多施設での共通のデータ収集に発展することを目標とする。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
本年は、データ収集とシステム試用後のデータ収集、システムブラッシュアップを行った。データ集計等は次年度での計画としておおむね順調である。
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今後の研究の推進方策 |
システムのブラッシュアップ後に継続的な使用を図り、将来的なデータ収集、集計の院内のガイドラインを作成し、対外的に発表を行う。新型コロナウイルス感染とカテーテル感染との関係ついての検証も引き続き行う。
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