研究課題/領域番号 |
21K10320
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
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研究機関 | 独立行政法人労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所 |
研究代表者 |
吉川 徹 独立行政法人労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所, 過労死等防止調査研究センター, センター長代理 (50332218)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 職業感染 / エピネット日本版 / 針刺し / 血液体液ばく露 / COVID-19 / 労務管理 / ばく露後予防 / サーベイランス / 針刺し切創 / 肝炎 / 個人防護具 / ばく露後サーベイランス / 労災補償 / C型肝炎 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、医療現場における針刺し切創多施設サーベイランスネットワークを活用して、血液媒介病原体(HIV、B/C型肝炎ウイルス等)等への最近のばく露実態とばく露後対応に関する調査を行い、医療従事者の職業感染予防に関する労務管理上の課題を明らかにする。また、これまで定型化されていないBBPsを含む職業感染ばく曝露後追跡ツールの開発および試用を行ない、COVID-19のようなエアロゾル感染症の職業感染防止の視点も取り入れて、医療機関における現実に即した職業感染病原体へのばく露後管理の実装化に関する学術的知見を得る。
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研究実績の概要 |
本研究は、医療現場における針刺し切創多施設サーベイランスネットワークを活用して、血液媒介病原体(HIV、B/C型肝炎ウイルス等)等への最近のばく露実態とばく露後対応に関する調査を行い、医療従事者の職業感染予防に関する労務管理上の課題を明らかにする。また、これまで定型化されていないBBPsを含む職業感染ばく曝露後追跡ツールの開発および試用を行ない、医療機関における現実に即した職業感染病原体へのばく露後管理の実装化に関する学術的知見を得る。その際、COVID-19のようなエアロゾル感染症への対応も視野に入れることとする。3年間の研究として、1)定式の書式(エピネット日本版)を用いたサーベイランスネットワークを活用したBBPsを含む血液・体液曝露事例(直近3年間(2018-2020)、約70施設、約9,000件)の解析、2)科学的根拠に基づく曝露後追跡ツールの開発、3)労働資源や医療資源の変化に対応できる医療機関にあわせた曝露後フォローアップに関する労務管理に有用な知見を明らかにする。2023年度は、(1) 2021年度に実施したエピネット日本版サーベイランス(JES2021)結果の概要報告及び健康危機管理時の医療従事者の安全と健康確保について、(2)職業性感染症の労災補償統計と針刺し切創サーベイランス結果を参照し、職業性感染症とその対策について報告をまとめた。(3)COVID-19の流行を通じて課題がみえた医療従事者の感染防護具に関する課題を整理し、感染予防のための個人防護具(PPE)の基礎知識、N95マスクの規格等について整理した。(4)米国等で先行して利用されている医療従事者安全センターが開発したBBPs Follow-up system (BBF)の翻訳版の作成準備を継続した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
米国等で先行して利用されている医療従事者安全センターが開発したBBPs Follow-up system (BBF)の翻訳版の協力者の体調管理等の影響で、完成が遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
米国等で先行して利用されている医療従事者安全センターが開発したBBPs Follow-up system (BBF)の翻訳版の作成準備を進めたので、最終年度に向けて完成を目指す。
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