研究課題/領域番号 |
21K10491
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58030:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含まない
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
小畠 真奈 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (20420086)
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研究分担者 |
阿部 春奈 (小宮春奈) 筑波大学, 医学医療系, 講師 (10831927)
濱田 洋実 筑波大学, 医学医療系, 教授 (60261799)
根本 清貴 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (80550152)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 妊娠・授乳期 / 睡眠障害 / 薬物療法 / 多職種連携 / 睡眠 / 認知行動療法 |
研究開始時の研究の概要 |
妊娠・授乳期の睡眠障害の適切な介入方法は確立されていない。本研究では、認知行動療法と薬物療法という二つの介入方法を用いた妊娠・授乳期の女性ための睡眠改善プログラムを開発する予定である。このためにまず、妊娠・授乳期の女性の睡眠障害の罹患状況を質問票などの主観的評価と睡眠時脳波計測などの客観的評価の両面から明らかにする。さらに、妊娠・授乳期の特性に合った睡眠衛生指導を含む認知行動療法および不眠症状に対する精神科受診や薬物療法開始の基準を作成する。これらに基づき多職種連携によるスクリーニングと介入のプログラムを作成し運用する。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は、妊娠・授乳期に特有な睡眠の認知と睡眠障害の罹患状況、治療の現状を明らかにし、認知行動療法と薬物療法を介入方法とする多職種連携による妊娠・授乳期の睡眠改善プログラムを開発することである。2022年度は、2021年度に引き続き、予備調査として、下記の計画に沿って研究をすすめた。 ① 研究代表者の勤務する病院で分娩予定の女性を対象として下記(1)(2)(3)の調査を行った。現時点では院内倫理委員会で承認されたプロトコールにそって研究対象者のリクルートおよび調査を継続している段階である。(1)睡眠の認知・睡眠障害の罹患状況(睡眠日誌、質問票による妊婦本人の主観的評価、自宅での睡眠時脳波計測による客観的評価)、 (2)周産期予後(切迫早産、妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病等の妊娠合併症の有無、分娩様式、分娩時間、分娩時出血量、新生児の経過など)、(3) 産褥期のうつ症状とその治療状況。② 県内の複数施設の産婦人科医師と精神科医師を対象として下記(1)(2)(3)の調査を行い、調査結果を解析した。(1)妊娠・授乳期の不眠症女性の診療状況、(2) 妊娠・授乳と医薬品に関する情報源へのアクセス状況、(3)妊婦への睡眠衛生指導状況。 ③ 県内の地域保健センターの保健師と助産所の助産師の妊娠・授乳期の女性への介入の実態について、妊娠・授乳期の女性からの睡眠に関する相談状況の現状調査を行い、結果を解析した。 これらの結果を踏まえた、妊娠中の睡眠障害の罹患状況調査から認知行動療法と薬物療法を組み合わせた多職種連携による睡眠改善プログラムは、現在、開発途中である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
医療者を対象とした調査はすでに解析を行なった。妊娠女性を対象とした調査は、現在、参加者のリクルートと調査解析を進めているところであり、おおむね順調と言える。
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今後の研究の推進方策 |
基本的には当初計画通りに進める。多職種の医療者を対象とした調査および妊娠女性を対象とした調査によって明らかになったことを踏まえて、妊娠・授乳期の睡眠改善プログラムの開発を行う。
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