研究課題/領域番号 |
21K10513
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58030:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含まない
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研究機関 | 国立研究開発法人国立循環器病研究センター |
研究代表者 |
河面 恭子 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 病院, 医師 (40784153)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 低T3症候群 / FT3 / 甲状腺機能 / 心血管疾患 / 死亡 / 吹田研究 |
研究開始時の研究の概要 |
心血管疾患患者を対象とした研究では、FT3のみが低値を示す低T3症候群が高頻度で認められ、低T3症候群があると心血管死や全死亡のリスクが上昇すると報告されている。これまでに、日本の一般住民を対象としたコホート研究で甲状腺機能を測定し追跡した研究はほとんど存在せず、特に低T3症候群について検討したものはない。本研究では、都市部一般住民を対象としたコホート研究(吹田研究)において、低T3症候群と心血管疾患発症・死亡との関連について追跡検討し、低T3症候群の意義を明らかにすることで、心血管疾患発症・死亡の予防に役立てることを目的とする。
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研究実績の概要 |
本研究では、都市部一般住民を対象としたコホート研究(吹田研究)において、低T3症候群と心血管疾患発症・死亡との関連について解析を進めている。 前年度までにFT4、TSHの値から甲状腺機能低下症などの甲状腺機能異常について分類し有病率を確認するとともに、FT3と代謝関連指標や血液検査項目との関連を横断的に解析した。 本年度は、FT3と心血管疾患発症・死亡との関連を縦断的に解析する予定であったが、追跡データを結合したデータセットに不整合を認めた。データセットを作成し直す必要があったが、他業務による多忙などのため作業が遅れ、解析を完了できなかった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
追跡データを結合したデータセットを作成し直す必要があったが、他業務などで多忙であり、十分な時間を確保できなかったため。
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今後の研究の推進方策 |
FT3を中心とした甲状腺機能の指標と心血管疾患発症・死亡との関連を縦断的に解析し、研究を完了する。
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