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看護学生のFitness to Practice評価尺度の開発と教育モデルの構築

研究課題

研究課題/領域番号 21K10561
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58050:基礎看護学関連
研究機関東京医科大学

研究代表者

阿部 祝子  東京医科大学, 医学部, 教授 (40575693)

研究分担者 片山 由加里  同志社女子大学, 看護学部, 准教授 (10290222)
川端 愛  山梨大学, 大学院総合研究部, 准教授 (20611247)
萩本 明子  同志社女子大学, 看護学部, 准教授 (60315900)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2023年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2022年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワードFitness to Practice / 看護学生 / 評価尺度 / プロフェッショナリズム
研究開始時の研究の概要

2009年に英国のNMCは,専門職としてより具体的で適切な日常の行動の実践適合性(FtP)を作成し,看護職の適格性を育てる教育に活用しているが,我が国はそれをそのまま受け入れることはできない.
そこで,我が国の看護のFtP評価には,文化や医療・教育制度を十分に踏まえ,看護のプロフェッショナリズムの概念を確認し,FtP評価尺度を作成する必要がある.そこで看護学生を対象にしたFtP評価尺度を開発し,その結果に基づき,大学が全組織をあげてプロフェッショナリズム教育に適合する文化の創造をめざした教育モデルを構築する.

研究成果の概要

2022年末までに質問票作成の原案の作成(Phase 1)について,研究代表・分担者所属の研究機関の研究倫理審査委員会で許可を得た.英国のGMCのFtPで懸念される行動8つの側面,NMCの看護・助産学生の職業行動に関するガイダンスの52項目,獨協医科大学で翻訳された質問項目,本学科作成の冊子等の文献を参考に,研究代表者が看護学生のアンプロフェッショナル行動やFtPの具体的質問項目を考えた.各研究機関の研究代表者・研究分担者とオンライン・面談でこれらの具体的質問項目を検討した.質問項目を抽出する段階で,本人が自覚しない/できない項目もあり得るため,その評価結果の解釈は慎重さが必要と考えられた.

研究成果の学術的意義や社会的意義

現代のチーム医療,患者中心の医療において,看護職の活動の場・役割,責務が拡大している.複数の価値観と原則が対立し複雑さと曖昧さが増す現場において,看護職はプロフェッショナルとしての行動と決断で難問を解決する能力が求められる.
本研究では,専門職の倫理綱領に包含される概念を,専門職の目に見える具体的な行動様式・ふるまいの規範を示すFtPに着目した.FtPを測定する評価尺度があれば,プロフェッショナリズムの知識の側面から姿勢・態度,行動レベルを評価し,看護職にふさわしい人間として成長できるプロフェッショナリズム教育・支援に結びつけられると考える.

報告書

(4件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書

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公開日: 2021-04-28   更新日: 2025-01-30  

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