研究課題/領域番号 |
21K10562
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
|
研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
河合 麻衣子 東京女子医科大学, 大学病院, 看護師 (90553404)
|
研究分担者 |
山内 典子 東京女子医科大学, 看護学部, 臨床講師 (10517436)
池田 真理 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (70610210)
小泉 雅子 東京女子医科大学, 看護学部, 准教授 (20727606)
原 美鈴 帝京平成大学, ヒューマンケア学部, 准教授 (80408567)
|
研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 新人看護師支援 / COVID19 / 意図的な対話 / チームでのリフレクション / COVID-19 / 新人看護師 / 新人看護師教育 / 学生実習 / 看護教員 / 先輩看護師 / 新人看護師教育プログラム / 看護師現任教育 / 実習経験不足 / 看護師継続教育 |
研究開始時の研究の概要 |
COVID-19の影響による学生時代の実習経験の不足は、その後、彼らが看護師となった際の臨床現場への適応にも与えることが予測される。この事態は、新人看護師を迎え入れる臨床にとっても早急に策を講じるべき問題だと考える。そこで、本研究では、COVID-19の影響により十分な実習経験ができなかった看護学生の現状と入職後の経験、及び、新人看護師への支援を明らかにし、「現場型の新人看護師教育プログラム」を開発することを目指す。
|
研究実績の概要 |
2023年度は、コロナ禍の新人看護師・新人看護師への支援を担った先輩看護師へのインタビューの分析結果を基に「COVID19で実習経験が不足した看護師への現場型新人看護師教育プログラム」(案)を作成した。また、モデル病棟において、作成したプログラム案を実施した。その結果、プログラムの中核であるチームでの【意図的な対話】が、コロナ禍で新人看護師となった方への支援として有効であることが示唆された。また、本プログラムは、アフターコロナの新人看護師の支援としても有効であること、そして、チームの相互支援やあらゆる看護師が自身のキャリアを見つめる機会としても有効であることが示唆された。今後もプログラムを継続し、プログラムを実施することによる効果や改善点について検討する。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
インタビュー調査および分析を終了し、プログラム案を作成した。また、モデル病棟等において、プログラムを試行している。
|
今後の研究の推進方策 |
随時、学会等について発表を行っている。次年度以降は、プログラムの継続的な試行と活用にむけた広報、および論文化等を予定している。
|