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ICTによる在宅酸素療法利用者の個別最適化された患者教育・自己管理システムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 21K10575
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58050:基礎看護学関連
研究機関横浜市立大学

研究代表者

加藤 美香  横浜市立大学, 医学部, 助教 (90878282)

研究分担者 佐藤 政枝  横浜市立大学, 医学部, 教授 (30363914)
前山 さやか  横浜市立大学, 医学部, 助教 (10725295)
新村 洋未  埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (70315703)
川原 理香  松蔭大学, 公私立大学の部局等, 講師 (10638753)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード在宅酸素療法 / 患者教育 / 自己管理システム / 遠隔看護
研究開始時の研究の概要

在宅酸素療法(Home Oxygen Therapy:以下HOT)の利用状態と、個々人の日常生活の実態を捉えるには、自宅への訪問調査が有効である。本研究ではその代替としてバーチャルな訪問による日常生活の観察と適時のアセスメント、教育的介入を行う。最終的には、HOT利用者とその家族が、安定的に酸素を吸入できる環境を自ら整え、症状をコントロールできるセルフケア能力を獲得できることがゴールである。さらに、新型コロナウイルスの感染制御や、多様化する対象者のニーズにも対応できる個別最適化された支援システムの構築を目指す。作成したシステムを用いてHOT利用者へ1年間の介入をし、その有効性を評価する。

研究実績の概要

本研究の目的は、在宅酸素療法(Home Oxygen Therapy:HOT)利用者が住み慣れた自宅にて、安全かつ安心して治療を継続できるよう、ICTを用いた専門的サポートと自己管理・症状マネジメントを実現する遠隔看護システムを提案し、その有効性を評価することである。HOTの利用状態を把握するためには、自宅への訪問調査が有効であり、本研究ではその代替としてICTを用いて家庭訪問と同等の観察・評価とアセスメント、教育的介入を実現することを目指している。HOT利用者とその家族が、安全に酸素を吸入できる環境を自ら整え、症状をコントロールできるセルフケア能力を獲得するためのプログラムを作成する。
昨年度に見直したプログラムの目的・目標を実現させるための具体的なプログラムのコンテンツ(ツール)を検討した。計画当初はプログラムにHOTに精通した専門職(看護師)による患者教育やHOT利用者の自助活動を含んでいくことを視野に入れていた。しかし、実現可能性や持続性の観点から、まずは専門職等の関与がなくとも、ツールを使うことでHOT利用者(または家族)の自己管理が促進されるコンテンツとなることを目指すこととした。自己モニタリングや生活環境などの情報を記録・振り返り、利用者自身のHOT利用状況を客観的にとらえることができるコンテンツを検討している。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

プログラムの有効性を高めることと、実現可能性などの観点から、プログラムの作成に時間を要している。また、研究対象として予定していた複数の呼吸器疾患患者会が、幹部メンバーの高齢化などの理由から活動存続が困難な状況となっており、フィールド調査の実施施設や時期の見直しをしている。以上の理由により、計画当初より進捗が遅れている。

今後の研究の推進方策

プログラムの作成を引き続き行い、完成を目指す。研究へのエフォートを上げ、フィールドの開拓を急ぎ進めていく。

報告書

(3件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2021

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 在宅酸素療法利用者の疾患特異的ADLと健康関連QOLの実態2021

    • 著者名/発表者名
      加藤美香,佐藤政枝
    • 学会等名
      第41回 日本看護k額学会学術集会
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書

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公開日: 2021-04-28   更新日: 2024-12-25  

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