研究課題/領域番号 |
21K10576
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
滝下 幸栄 京都府立医科大学, 医学部, 准教授 (10259434)
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研究分担者 |
岩脇 陽子 京都府立医科大学, 医学部, 教授 (80259431)
松岡 知子 京都府立医科大学, 医学部, 教授 (90290220)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 地域包括ケアシステム / 看護管理者 / 看看連携 / 地域連携 / 看護継続教育 / 地域包括ケア / 継続教育 / 行政保健師 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、地域包括ケアを推進する看看連携体制を構築し、連携を維持・拡大できる病院看護管理者を養成する教育プログラムを開発することを目的に、教育内容の明確化と教育方法の開発、教育の実施とその評価を行う。
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研究実績の概要 |
2023年度は、以前より参画している、地区看護職連携ネットワーク会議(会議メンバー:保健師、病院看護管理者、訪問看護ステーション管理者、包括支援センター、連携センター担当者他)の中核メンバーとして、看看連携の構築・促進を促す4回の研修会の企画・運営を行い、看看連携を構築する上での効果的な教育内容と教育方法の検討を行った。具体的には、看看ネットワークと地域づくりの講演と地域を看護でつなぐことを目的とした交流会・グループセッション並びに外来看護師の連携に関する研修会行った。研修後に質問紙調査を行い、教育効果の評価を行った。 その結果、今後、看看連携を構築・促進する上での必要な教育内容として、①地域包括ケアにおける看看連携の重要性:豊富な事例分析からの提示、②看看連携の端緒となった課題の類型、③施設間連携のパターン、④看看連携を成功に導く人材配置と仕組み、⑤連携を効果的にする着眼点と手法、⑥看看連携の課題、⑦人材育成、⑧参集型交流の創出と持続等の項目の必要性が示唆された。 また、教育方法として、①看護管理者の定期的な参集型交流、②他施設の課題共有と分析、③自施設の実践を支援する行動計画の立案、④アクションリサーチ的教育の展開等が効果的であると考えられた。 教育計画として、①看護を取り巻く社会情勢と課題から地域包括ケアシステムにおける看看連携の重要性を理解できる、②看看連携、ネットワークの構築と管理に関する具体的実践内容を理解できる、③研修での学びから自組織での今後の実践を検討できる、といった教育目標のもと、講義と実践報告、グループセッション、課題分析プレゼンテーション等のプログラム構成が有効と考えられた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
参与観察を行っている看護職連携ネットワーク会議業務が繁忙であった事に加え、本会議主催の看看連携研修会が複数回あった。また、教育の対象となる看護管理者、看護職者が繁忙なため、研修会の開催、教育活動の展開に至らなかった。
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今後の研究の推進方策 |
2023年度は看護職連携ネットワーク会議の参与観察を引き続き行い、教育内容同定と教育プログラム策定を行った。2024年度は、教育プログラムを展開し、評価を行う。
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