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異常な瘢痕形成を抑える看護ケア開発に向けた創収縮に関わる細胞消退機序の解明

研究課題

研究課題/領域番号 21K10599
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58050:基礎看護学関連
研究機関山形大学

研究代表者

宇野 智咲  山形大学, 医学部, 助教 (90877680)

研究分担者 石田 陽子  山形大学, 医学部, 准教授 (60322335)
松田 友美  山形大学, 医学部, 教授 (90444926)
櫻田 香  山形大学, 医学部, 教授 (60312732)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード皮膚 / 創傷治癒 / 筋線維芽細胞 / マウス / 皮膚創傷 / 瘢痕 / 看護
研究開始時の研究の概要

異常な瘢痕である肥厚性瘢痕やケロイドは、皮膚機能の低下や外貌の変化によるQOLの阻害や、医療費の圧迫にも直結するため、解決すべき喫緊の課題である。創部への過度な張力は、筋線維芽細胞や血管内皮細胞の動態に影響し異常な瘢痕の原因となる。張力の緩和は、瘢痕を予防するケアの一つであるが、介入方法の詳細は不明な点が多い。申請者は、この看護ケアの根拠を明らかにすれば、創傷管理において意図的に効果的なケア実践を展開できると考えた。本研究は、異常な瘢痕形成を抑制する効果的な看護ケア方法の開発に向けて、創部に加わる張力の緩和が筋線維芽細胞と血管内皮細胞の動態へ与える影響を、組織形態学的に明らかにすること目指す。

研究実績の概要

異常な瘢痕形成である肥厚性瘢痕やケロイドは、皮膚機能の低下や外貌の変化により、心身へ著しい影響を及ぼす。創部に加わる過度な張力による筋線維芽細胞の増殖は、異常な瘢痕形成の原因の一つとされている。本研究では、異常な瘢痕形成を抑制する効果的な看護ケア方法の開発に向け、創部に加わる張力の緩和が、筋線維芽細胞のギャップ結合の動態へ与える影響を組織形態学的に明らかにすることを目的とした。
創傷治癒過程を評価するための創の形状の再現性を高めるため、マウス皮膚創傷モデルの創の作製方法の検討を行った。創部に加わる張力を緩和するために使用するドレッシング材の種類の検討を行った。創傷治癒過程を組織形態学的に評価するための指標の検討を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

研究の遂行に想定以上の時間を要したため。

今後の研究の推進方策

実験条件を整理し研究を進める。

報告書

(3件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2024 2021

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] マウス皮膚切開創における上皮化後の張力の影響に関する形態学的検討―筋線維芽細胞の動態に着目して―2024

    • 著者名/発表者名
      宇野智咲,松田友美,石田陽子
    • 雑誌名

      形態・機能

      巻: 22(2)

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] マウス皮膚切開創における張力の影響下での筋線維芽細胞の動態2021

    • 著者名/発表者名
      宇野智咲,松田友美,石田陽子
    • 学会等名
      日本創傷・オストミー・失禁管理学会第30回学術集会
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書

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公開日: 2021-04-28   更新日: 2024-12-25  

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