研究課題/領域番号 |
21K10605
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
|
研究機関 | 大阪公立大学 (2022-2023) 大阪府立大学 (2021) |
研究代表者 |
益 加代子 大阪公立大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (80511922)
|
研究分担者 |
林 千冬 神戸市看護大学, 看護学部, 教授 (60272267)
|
研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2023年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | ダイバーシティ・マネジメント / 外国人看護師 / セカンドキャリア看護師 / 病を抱えた看護師 / 組織の寛容性 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、病院の看護組織におけるダイバーシティ・マネジメントについて、「働く人」の多様性、とりわけ外国人看護師、セカンドキャリア、病を抱えながら働く看護職員に注目し、①その活用と支援の実際から就労継続に関連する要因を明らかにし、②それらと組織の寛容性への関連を探求し、そして③組織の寛容性を高め、多様な人材活用ができるマネジメント方略を考えることである。
|
研究実績の概要 |
病院の看護組織においては、ワーク・ライフ・バランス推進のなかで、ダイバーシティ・マネジメントがすすめられ、これまでは主に子育て期の看護職員の育児両立支援のための制度が導入されており、多様な勤務形態の導入等の働き方の多様化につながっている。しかし一方で、働き方が多様化してきても、看護職員不足の解消にはいたっていない。さらなる看護職員需要の拡大に応えるには、新たな視点での看護職員確保対策が必要となると考える。 そこで本研究は、病院の看護組織におけるダイマーシティ・マネジメントについて、働く人の多様性、とりわけ外国人看護師、セカンドキャリア看護職員、病を抱えながら働く看護職員に注目し、①その活用と支援の実際から就労継続に関連する要因を明らかにし、②それらと組織の寛容性への関連を探求し、そして③組織の寛容性を高め、多様な人材活用ができるマネジメント方略を考えることを目的としている。 2023年度は、前年度に引き続き、多様な看護職員が就労している組織(外国人看護師/セカンドキャリア看護職員/病を抱えた看護職員)の文献検討、および情報収集を行っていった。先行研究では外国人看護師や病を抱えた看護職員の就労における組織的支援等が明らかになっているが、セカンドキャリアについては十分ではなかった。これらを踏まえ、研究計画書を作成していきたいと考えているが、取り組みが遅れており、研究依頼の準備にいたっていない。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
多様な看護職員が就労している組織(外国人/セカンドキャリア/病を抱えた看護職員)への調査について、本務の時間調整が難しく、研究計画書の作成が遅れている。
|
今後の研究の推進方策 |
本務の効率化を図り、研究時間を確保し、今年度中に研究計画書を完成させていく。
|