研究課題/領域番号 |
21K10611
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
中村 綾子 昭和大学, 保健医療学部, 講師 (60459245)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2023年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2022年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2021年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
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キーワード | 実習指導者 / 院内教育プログラム / 看護師 |
研究開始時の研究の概要 |
研究の概要は、①実習指導者講習会を修了した看護師に関する文献及び、実習指導者講習会を修了した者で実習指導を担う看護師にインタビュー調査をし、教育ニーズを見いだす。②実習指導者講習会を修了した者で実習指導を担う看護師に対する教育プログラムを開発する。③開発した教育プログラムの実現可能性、受講可能性について看護管理者との意見交換を行い、教育プログラムの修正を行う。④開発した教育プログラムを研究対象者に実施する。⑤研究対象者へのフォーカスグループインタビューを実施し、教育プログラムの評価を行う。⑥⑤に基づくプログラムの修正を行い、教育プログラムを公表する。以上が本研究で明らかにすることである。
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研究実績の概要 |
本年度は、前年度に実施した「実習指導者講習会を修了した看護師を対象とした院内研修プログラム(案)」を1クール(1クール3回の研修)、4名の研究協力者に対して実施したことを踏まえて、プログラムを改訂した。 改訂したプログラムをもとに、7月に2クール目の参加者を募った。しかし、研究の協力申し出は1名のみであった。このため、1名が対象では研究目的を十分に果たすための、研修プログラム参加者による研修プログラムの評価が得られないと判断し、研修プログラムの実施は見送り、対象者が参加しやすいプログラムの構成にするなど、更なるプログラムの改訂を検討することとした。 このため、本年度で本研究は試作した研修プログラムの評価を終え、研修プログラムを提示し、終了することを予定していたが、1年間延長することとした。 なお、2022年度の調査については、第27回日本看護管理学会学術集会において「実習指導者講習会を修了した看護師を対象とした院内研修プログラムの実施と評価」と題し発表した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
試作した研修プログラムの実施をするため、研究協力者を募ったが、想定していた協力者を集めることができず、プログラムの実施ができなかった。このため、研究の実施が遅れた。
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今後の研究の推進方策 |
今年度は、昨年度に実施を試みた際に、試作した研修プログラムを受講する研究協力者が1名しか集まらず、その結果研修プログラムの実施を見送らざるを得なかったことを踏まえ、より参加しやすいプログラムにするよう、プログラム構成、開催日程を変更する。 また、研究協力者に研究の意義が伝わるようなチラシの作成などの工夫をすることで、研究協力者を集め、試作したプログラムの実施と、研究協力者による評価を受けながら、教育プログラムの開発を進める。 研究者の所属大学で実施する実習指導者講習会の担当教授とも意見交換を行うことで、実習指導者講習会のプログラムとも連動した内容とすることで、実習指導者講習会を修了した看護師にとって魅力的なプログラムとなるようプログラムの改訂を進める。
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