研究課題/領域番号 |
21K10614
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
町田 貴絵 東京女子医科大学, 看護学部, 教授 (40793534)
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研究分担者 |
松尾 まき 東京医療保健大学, 医療保健学部, 准教授 (00783549)
鈴木 英子 国際医療福祉大学, 医療福祉学研究科, 教授 (20299879)
佐藤 真由美 国際医療福祉大学, 大学院, 教授 (40375936)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | チーム連携 / 影響要因 / 尺度 / チーム医療 / プログラム開発 / 看護管理 |
研究開始時の研究の概要 |
1.先行研究で病棟における医師を含むチーム連携評価尺度を開発した(町田,2018)。また、看護師のアサーティブネス評価尺度を開発した(町田,2019)。本研究では、これらの尺度を用い、病棟チーム連携への影響要因を明らかにする。 2.病棟チーム連携の総合得点及び下位尺度別得点への影響要因から、病棟チーム連携向上のための、看護師教育プログラム内容を検討する。
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研究実績の概要 |
2021年度は、2017年~2019年科研費事業基盤研究Cの助成金で取り組み開発した尺度を使用し、病棟チーム連携を横断的量的に調査を実施した。横断的調査で関連要因が明らかになったためその関連要因からチーム医療を実践するにあたっての障壁(影響要因)を明らかにするため、質問紙調査を実施した。関東圏の6大学病院に勤務する看護師3300人を対象に、コホートを作成し縦断調査を実施した。有効回答として得られた964名のデータを解析し、影響要因を明らかにした。影響要因は、看護師のコミュニケーション力(特にアサーティブネス能力)や、看護師が自律し働くことの重要性、またワークライフバランスの調整力があることの重要性を明らかにした。さらに病棟を管理する、看護師長の調整力やスタッフへの配慮等がその病棟のチーム連携に影響することを明らかにした。2023年度は、国際学会での発表を行い、投稿論文(和文)を執筆し、日本健康医学会誌に「病棟看護師のチーム連携評価尺度の開発」が掲載された(2022年)。また、現在は英文にて病棟チーム連携への影響要因を執筆し、海外の学会誌に投稿中である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
2023年度中に英文の学会誌掲載を目指していたが、初回の学会誌でリジェクトという結果になってしまい、現在は次のターゲット誌で査読中である。
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今後の研究の推進方策 |
現在、投稿中の論文の掲載が叶えば、本研究課題は終了となる。
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