研究課題/領域番号 |
21K10617
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 聖隷クリストファー大学 |
研究代表者 |
有村 優範 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 助教 (70881374)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | 看護学生 / プロフェッショナリズム / 教育 / 看護教育 |
研究開始時の研究の概要 |
近年、看護基礎教育課程からプロフェッショナリズムの教育が必要だと示されている一方、看護学生を対象とした関連する研究は少ない。プロフェッショナリズムの育成を目指した教育内容やプログラムを作成するにも、看護学生が学修によりプロフェッショナリズムをどのように獲得、育み、変化しているのかは明らかにされておらず、それらを評価する基準も明らかにされていない。そのため、本研究では、①看護学生が有すべきプロフェッショナリズムについての概念を抽出し、②抽出された概念を基に、尺度案を作成し予備調査を実施、③予備調査の結果を踏まえ、修正を行い、実態調査を行う。
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研究実績の概要 |
国内外の文献を検索し、Rodgersの概念分析法を用いて、書籍を含む37文献を対象に看護プロフェッショナリズムを検討した。プロフェッショナリズムは、社会学の定義を基に看護独自の専門性を考慮し、定義づけを行った。この概念分析により、看護プロフェッショナリズムの属性、先行要件、帰結が明らかになった。 また、今回定義した看護プロフェッショナリズムの構成概念を参考に、学士課程の看護プロフェッショナリズムの到達度について抽出し、項目を検討する。尺度案を作成し、デルファイ法やパイロットスタディを通じて、内容の妥当性を検証し、尺度を完成させる。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
当初、看護プロフェッショナリズムの尺度開発の予定し、研究準備を行っていたが、研究内容を検討する中で、方針を一部修正が必要であることが考えられた。そのため、新たに研究枠組みを修正し、今後の方針を再検討を行っているためである。
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今後の研究の推進方策 |
現在、全行程を含めた研究計画の見直しを行っており、修正が終了次第、倫理委員会に提出を行い、データ収集に移行する。研究協力がスムーズに得られるように、研究意義や目的を明確に提示し、対象者へ協力依頼を行っていく。
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