研究課題/領域番号 |
21K10628
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
|
研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
佐藤 祐貴子 大分大学, 医学部, 講師 (60635366)
|
研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2024年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2023年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2022年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2021年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
|
キーワード | ポジショニング / 圧抜き介入 / 安楽 / 圧取り除きグローブ / 同一体位 / 圧抜き |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、圧取り除きグローブを用いた圧抜き方法の違いによる姿勢のくずれや安楽性 を明らかにする。 申請者は、これまで圧取り除きグローブを用いたポジショニングケアとして、圧抜きにより対象者の同一体位の持続による苦痛を一時的に解除し、同一体位持続開始から45~60分での介入を実施することにより安楽性を保持できる可能性を明らかにした。しかし、圧抜き方法は様々な方法で用いられている現状があり、そのエビデンスは明らかにされていない。本研究によって「安楽」なポジショニングケアのエビデンスを確立していくことで患者の回復力を高めることが期待できる。
|
研究実績の概要 |
本研究は、圧取り除きグローブを用いた圧抜き方法の違いによる姿勢のくずれや安楽性を明らかにすることである。準実験研究デザインで4群(a.片側×片 腕、b.片側×両腕、c.両側×片腕、d.両側×両腕)に割りつけを行い姿勢および安楽性の解析を行う。 昨年度は、30度背上げ時について両側群6名、片側群6名について、b.片側×両腕、d.両側×両腕の検証を行い、主観的評価であるVASは有意な差を認めず、客観的評価である体圧、接地面積についても有意な差はなかった。一方で、アライメントについては、水平方向 (p<0.01)、垂直方向(p<0.05)において有意な差があり、両側群が安定していたことが明らかになった。今年度は、他の角度についての検証ならびに、時間経過による要素の検討を行う予定であったが、実施に至らず次年度に向けた継続課題となった。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
研究補助者の調整が困難であり、業務により実験時間を確保する時間が限定され、予定の計画通りに進行することが困難であった。
|
今後の研究の推進方策 |
実験環境は整えられているため、研究補助者等を調整することにより、予定している計画を進める。また、研究発表等を実施していく予定である。
|